2015年08月28日

アーシング本の前書き

まえがき

ジェームズ・L オシュマン博士

「エネルギー医学の原理―その科学的根拠」(エンタプライズ出版)と

「エネルギー療法と潜在能力」(エンタプライズ出版)の著者

この本は、みなさんがページをめくるごとに、すぐにでも自分の経験につながるような驚くべき発見を提供してくれます。

科学者にとって目新しい分野を探究することは稀であり、また恐れ多い経験です。本書はすべて「地のパワー」に関することです。つまり、人々の生活がより健康的になって幸せになれる研究をしています。私自身はアーシングに関する研究を通して、以前は考えついたこともないような質問を投げかけざるを得ませんでした。そしてその答えとして得たものは、夢中にさせられることから驚愕することまで、実に様々です。また生理・医学分野において不明瞭だった、もっとも重要な課題に光を照らすことにもなりました。

本書には意外な事実が多く暴露されていますが、基本的な常識として認識すべき点も含まれています。その一つとして現代人の健康の中心テーマと見なされている「炎症」の問題に関する答えとして今まで見落としていた点が明らかにされています。このような内容も含めて、将来医学分野の多くの学術的研究に新たなる基盤を築くことになるでしょう。

現代人の健康問題で深刻さを増している炎症については、図1のグラフをご参照ください。これはほぼ半世紀にわたって劇的に増加し続け、現在年間3万人にも及ぶ炎症の科学研究の結果を示しています。よって炎症は私たち現代人のライフスタイルと密接に関係しているといえて、慢性病として世界的にますます広がってきていく傾向にあります。治療費と苦痛の両側面からしても、現代人が抱える最大の健康上の問題といえるのです。

現代人が抱えるもっとも大きな健康問題の解決策は、皆さんがこれからお読みになるこの本が明かしてくれるでしょう。



激増する炎症について、また、それに対して私たちにできる最も重大なことについて、本書における研究が、前例のない予想外の対処法を示してくれます。私は経験を積んだ細胞生物学者として、また世界最先端の科学雑誌に数多く記事を発表したことのある物理学者として、真剣にそう言い切ることができるのです。

この本を読みはじめると、すぐにある程度のことを学ぶことができます。それは、私たちと私たちが暮らすこの惑星との深遠な関係性、そして生命に関わるその影響力であり、これらは今までにまったく知らされていなかったことなのです。たとえば、その関係性において、電子がいかに中心的な役割をしているかといったことが理解できます。電子の役割を生物学かつ健康医学面で研究するのが、長年私の得意としてきた分野です。生命の電子側面における私の研究で特に重要なのは、一九八〇年代にウッズホール海洋生物学研究所(マサチューセッツ)にて同じ課題を研究していたノーベル生理医学賞受賞者セント=ジェルジ・アルベルト博士と世界中から集められた彼の弟子たちを含む先端研究グループとの共同リサーチです。この新しい分野をアルベルト博士は「電子生物学」と特別に命名しました。この研究を行なうために、電子工学技師や物質科学者といった偉大なブレインたちが募集されました。

 セント・ジェルジ・アルベルト博士は、20世紀が生んだ偉大な科学者の一人として認められています。彼の研究と著述は、多くの研究者たちの洞察の源であり続けています。私自身は、体内で動き回ることができる電子についてと、電子の動きに影響を与えるさまざまな治療法についての一連の記事と、二冊の本を出版しました。本書にまとめられている研究は、電子生物学に対してまったく新しい見解を加えるものです。

ケーブルテレビ産業の先駆者であるクリントン・オーバー氏は、野外で素足か、あるいは地面にちゃんと接続されている特殊な導電性シートやマットを用いて室内で素肌と直に接触する方法を「アーシング」という用語を使っています。そして本書は、その驚異的な健康方法の真実とその発見にいたる彼の経緯を辿っています。多くの人々がアーシングを行なった結果、素晴らしく健康を取り戻したと述べています。

この本に登場する話や研究では、ほとんどの我々の生活に欠けているもっとも重要なアーシングの基本と作用、そしてそれから得られる素晴らしい感覚を明らかにしています。

きわめて意味深いこの新しい発見によって、不眠症、多発性疾患や怪我による慢性痛、疲労感、ストレス、不安、早期老化といった現代病に通じる多くの健康問題が劇的に改善されるように思われます。極めて健康な人や優秀なスポーツ選手であっても、疲労やけがからの回復をいっそう早めることができます。

単純にも、体を地面に接続させることによって多種多様の健康問題から効果を得て回復した人々を目の当たりにして、私はこの研究に直ちに心を奪われました。私のマッサージセラピストがクライアントにアーシングを取り入れたところ大当たりしました。そこで、地域の医者たちは、彼女に最も治療が困難な患者を送るようになったくらいです。さて、私の役割は、アーシングの諸々の効果を科学的にできるだけ正確に説明することにあります。

 カリフォルニアや東ヨーロッパといった遠い場所の研究者たちもこの素晴らしいプロジェクトに参加してくれました。私たちの研究は、様々な種類の炎症によって引き起こされる老化に伴う病や増殖性のある疾病、痛み、ときとして致命的な状況に対する最もシンプルかつ自然な治療方法です。

本書を読み進めていくにしたがって、この療法がどのように機能するかという我々の仮説が、これまで聞かれたどんなものともまったく異なることに気づかれるでしょう。結論的にいうと、私たちは新しい治療パラダイムを提案しているのです。

要するに、アーシングは人体を最も自然な電気状態に回復させ、それを維持させます。そして、それは日常生活で最適の健康状態と機能を促進させるといえましょう。地球から出ている原始の自然エネルギーこそ、究極の抗炎症および老化防止治療であるといえるのです。クリントン・オーバーは、懐疑的な世の中がこのシンプルかつ忘れ去られた事実に目覚めるために十五年以上もの間、辛抱強く使命を追行してきました。つまり、我々の足の下にある地球が大きな治癒エネルギーに満ちていて、自ら自身をそのエネルギーに接続させると直ちにその効果が得られます。と同時にそのきわめてシンプルな方法を直観的に知ることができます。

どんな新しい発見も同じ道を辿るのですが、クリントン・オーバーも例にもれず、いわゆる専門家と呼ばれる人たちからの懐疑と愚弄に耐えなければならず、彼が正気ではないと見なす者もいました。それでも彼は主張をやめず、今ではその独創的な発想をバックアップするための重要な科学的根拠を多数収集しました。そして何よりも、アーシングの概念を取り入れた何千人もの人々が、以前よりもずっと快感が増し、外見もよくなり、よく眠れるようになって苦痛が減っているというのはすばらしいことです。

アーシングの概念を立証するために、すなわち、それが人体にどう影響するか決め手となるための研究における全く新しいアプローチを私たちは開拓しました。我々のような博士号を持つ学識者を導いていくだけの、徹底した献身をクリントンは見せてくれました。彼はしばしば自分のことを「科学的知識に欠けている」といいました。けれども、「自分自身で知るべきことを、自分自身で学ぶ」という姿勢を多くの人々に気づかせることができたということ自体、彼は科学の本質に沿った膨大な仕事をやり遂げたことになります。論理的科学の通常辿り着く結論を超えている、彼の正確で緻密な洞察に、私は脱帽しました。たんなる好奇心からではなく、真に人々の助けになろうとする本物の発明家兼先駆者といっしょに仕事をさせてもらったことを光栄に感じています。

スティーブン・シナトラ博士は、統合医療を専門とするコネチカット州の心臓病医です。彼はエネルギー療法に関心があり、二〇〇一年にクリントンと初めて会いました。そのときに、自分の専門である心臓医学だけではなく、一般医療にアーシングの大きな可能性を見出したのです。彼はクリントンに、研究を遂行することを励ましました。心臓病の原因は特に炎症に関係しているという見解に、シナトラ博士は達していたからです。

二〇一〇年にクリントンとシナトラ博士は、健康本や雑誌のベテラン執筆家のマーティン・ズッカー氏と共に、魅力的なこのアーシングに関する本の共著者になりました。その出版以来、本は12の言語に訳されました。この第二版では、地球の治癒力の素晴らしさを証明するさらなる研究結果が加えられています。

新分野を切り開くとは、すでにできているものとは異なることで‘Groundbreaking’(起工式)という言葉がこの革新的な本に当てはまるでしょう。それはまさに文字通りの言葉であり、また最適な比喩であるかのように感じられます。この本は、まさに我々の足の下にある地面についてであり、大地とそこに生かされている命にとって不可欠な電気的なつながりについて明かされています。

三十分ほど地面に裸足で立ったり、座ったりしてみてください。生理痛や関節炎による痛み、腰痛、消化不良、時差ボケ、疲労感などの症状に悩まされているのならば、野外に出てください。むろん天候によりますが、素足を直に地面につけてください。しばらくするとあなたは前より気分がよくなります。するとあなたはきっと気づくでしょう。地球の表面に住んでいても、あなたの足の下に無限の癒しのエネルギーがあると感じられる生活から切り離されていたことを。そうです。あなたのものになる無限のパワーがそこにあるのです。  


Posted by エハン at 12:08コミュニケーション

2015年08月20日

ようやく[アーシング」出版!



この男は本当にすばらしいミッションをやっています。先々週にアメリカでかれとの2回目のお話をして参りました。ご存知の方もいるだろうと思いますが彼、クリント・オーバー氏はアーシングの創立者です。これからは日本で「アーシング・ムーブメント」の情報伝達をしたいと思います。よかったらその情報を共有してください。  


Posted by エハン at 12:10コミュニケーション