2007年11月03日

秘密の愛



They were together in the House.

Just the two of them.

It was a cold, dark, stormy night. The storm had come
quickly

Each time the thunder boomed he watched her jump.



She looked across the room and admired his strong
appearance...and wished that he would take her in his
arms, comfort her and protect her from the storm.

The storm raged on...

They knew it was wrong...




Their families would never understand. So consumed
were they in their fear that they heard no opening
of doors... just the faint click of a camera......

  


Posted by エハン at 11:32Allegories

2007年10月16日

女性は何を求めているのか?



アーサー王は敵国の王様に逮捕された。しかしその王さまは若い
アーサーの誠実さを見て感激を受けたことによってこう言った:

「一年以内にこの質問に正しく答えたらお前の自由を取り戻す!」

「分かりました。」とアーサーが答えた。ではその質問とは?

「女性の本心は何を求めているのか?」だった。
アーサーは一年中、様々「専門家」に聞いたが、なかなかピンと来ない連続だった。

「あのひどい顔の魔女は絶対に分かるがコストが高いよ!」とアーサーは情報収集
しながらやっと手がかりになったので、早速その一年の期限が近づいた日に魔女を訪れた。



その魔女が言った:
「あの男前の一番の騎士ランセロットと私を結婚させておくれ!そうしたらお前の必要な
「答え」を教えてやろう!」と。

魔女の恐ろしい顔に歯が一本しかない姿を見て、自分の親友ランセロットに
この魔女と結婚させるのはあまりにもひどすぎる・・・と思い。断った。



しかしランセロットはすぐにそれを知った。そしてアーサーにこう言った:

「アーサー王、あなたの自由は我々の国にとってとても大切ですから、私は是非ともその
魔女と結婚させていただきたいです。正しい答えを今日中に教えてもらわないと王様の命が
危ないですから、魔女の条件をのみましょう。」

そのようにして恐ろしい魔女と素敵なランセロットは結婚したので、
魔女はアーサーに向かって、
「では答えを教えてやるよ」と言った。

「女性が心の底から本当に求めているのは、自分の人生のすべてを自分で決めたいことだ」
それを聞いた瞬間にまわりの人々は直感的に「間違いない答え」だと分かった。
アーサーは敵の王様にその答えを伝えると、その王様も
「その通りじゃ」と言って、アーサーを自由にした。

ランセロットと魔女の初夜が訪れた。そうなると突然、その醜かった魔女がなんと
凄い美女に変わってしまった。

「あなたのアーサー王への忠実な愛によって私は変わったのです。しかしこの美女
の姿は昼か夜のどちらかしかなれません。だからランセロット、選んでください。」

ランセロットはここで考えた。昼間なら友達たちに凄い美女をみせてあげられるが、
夜は恐ろしい!しかし、昼間に醜い魔女だったらだれにも見せられないけれど
夜は美しい!

ランセロットは彼女に答えた:
「あなたが自分で決めてください」と言った。

その瞬間に魔女は永遠の美女と化した。

  


Posted by エハン at 11:18Allegories

2007年09月27日

鳥たちの大集会



スーフィーの教えはいっぱい含まれた名作「鳥たちの大集会」

18歳以降ものすごいスーフィーに憧れている。最高の詩人はルーミーだが彼に
12世紀の先輩詩人がいた。

その名はFarid ud-Din Attarファリッド・ウッド・デイン・アタールだった。
彼のこの名作では比喩を使いながら人間の神に対する憧れと個人のスピリチュアル的な
旅が注目されている。

1177年に出来たこの詩は当時、香水の専門家だったアタールに書かれた目的は
恐らく人間の心の問題を見せることだった。誰もが神に憧れるかも知れないが実際の
ところ「神に会う旅」に本格的に出る人は非常に少ない。

鳥たちは大集会で「鳥の神、サイモルグに会いたい!」と断言するがその旅に出る
まえにでもその神の宿へ「行けない理由」を見事に皆に説明する鳥は次々登場。
ウグイースの場合は「私の使命は人間をこの美しい声で喜ばすことですから砂漠
の上に長い旅をすると声が嗄れるので遠慮します・」と云うような言い訳を見事に伝い
ながらアタールは人間の弱みを示す。

サイモルグの神殿に到着するために7つの谷を通過しないと行けない:

* The Valley of Quest: 探求
* The Valley of Love:  愛
* The Valley of Understanding: 理解
* The Valley of Independence and Detachment:独立と無関心
* The Valley of Unity:  統一
* The Valley of Astonishment and Bewilderment: 驚きと困惑
* The Valley of Deprivation and Death: 喪失と死

最終的にたったの30羽しか残らない旅になり、ようやくサイモルグの神殿にたどり着く
が誰もいない!その瞬間に彼らは悟ります。「サイモルグ」のペルシア語の言葉遊び
でした。サイモルグの直訳は「30羽」だった!

つまり「外にいる」神は本物ではない・・  


Posted by エハン at 11:34Allegories

2007年08月22日

Mulla Nasreddin



中近東ではナスレッディン・ホジャは「聖なる愚か者」の伝統的な存在だ。
人間の頭の弱さ、理屈の乏しさを常にターゲットにする話が多々あります。
今日は「笑われるコスト」を紹介します:

ナスレッディン・ホジャは市場のど真ん中に立って、皆に指さされるようなバカな真似をした。
すると周りの人たちはナスレッディンに、「お前は大きな硬貨、それとも小さな硬貨か?
どちらがほしいんだ?」

と聞かれた。

すると彼は、「小さいほうがいいんだ」といつも必ず答えた..
ある日、とても優しいお爺さんは彼にアドバイスをした:

「大きいコインをとったらいいよ、ナスレッディン。そうするともっと得だから、
市場に立って、皆にバカにされることを辞められるじゃないか?」

「ちがうよ!誰もがワシに比べると、自分は賢いと思い、それを
証明するためのお金を払ってくれているから、高いお金をワシが選んだなら、
皆がお金をやらなくなってしまう。だから、ワシは無一文になるじゃない?

だからこうしてるのじゃ!」
  


Posted by エハン at 11:45Allegories

2007年07月22日

A certain preacher



A certain preacher always prays long and with enthusiasm
for thieves and muggers that attack people on the street.

ある説教者がいました。彼は、道で人々を攻撃する泥簿やマガーのために
いつも熱狂的に祈ります

Let your mercy oh Lord cover their insolence

神さま!あなたの慈愛で彼らの傲慢さが消えますように!

He doesn't pray for the good, but only for the blatantly cruel

彼はいい人のためではなく明らかに残酷な人のために祈る

Why is this? his congregation asks

それはなぜですか・・と彼の信徒団は尋ねる

Because they have done me such generous favours

彼らはわしのためにとても気前のよい世話をしてくれたからです

Every time I turn back towards the things they want

彼らの望んでいる世界にわしが戻ろうとするたびに・・

I run into them, they beat me, and leave me nearly dead in the road

彼らに出会い、彼らはわしを殴って、道で死にそうになったままにほっておくのじゃ

And I understand again that what they want is not what I want

そしてわしは再び気づかされる・・彼らの望みはわしが望む世界ではない

They keep me on the spiritual path

彼らのお陰でわしはスピリチュアルの道から外れないようにと・・

That is why I honour and pray for them

だからわしは彼らを尊敬し、彼らのためにいのるのだ!

poetry by RUMI  


Posted by エハン at 07:23Allegories

2007年07月11日

竹とシダ



男は絶望いっぱいで森に入ることにした。仕事も、結婚も、宗教も・・全部
辞めた。もう沢山だった。神に対して最後の会話をする覚悟でこう言った:

神様よ!オレの人生を辞めない理由は一つでもあれば教えてな!

神は答えた:周りを見なさいよ。シダと竹が見える?

見えるよ。

あのシダと竹を植えた時に大切に育てた。水も光もたっぷり与えた。
そうするとシダはどんどん成長したが、竹は種もままで成長しなかった。

2年目に森の中でシダが立派に拡大して、美しい緑でどんどん成長し続けていたが
竹はそのままでした。しかしワシは竹のことを諦めていなかった。

3年目でも4年目でも同じく、竹はそのままでした。



しかし5年目に成ると小さな竹の芽が出て来て、6ヶ月以内に30メータに上った・・
そうです、あの5年間竹が強い根を創造していた。だからワシは諦めていなかった理由
があります。竹とシダの目的が違っても、森の中でどちらも美しい存在です。

君の葛藤も絶望も高く上るための根作りじゃないですか?

  


Posted by エハン at 09:28Allegories