2007年12月31日
Happy Hogmanay

皆さんにとってホグマネイは初耳ではないか?スコットランドでの古き
習慣として12月31日のことを示す、もともとゲール語から由来する表現だ。
この日はスコットランドではクリスマス以上に大切になったことで日本のお正月と
よく似てる。イングランドではニューイアーはあまり大きく祭らないかんじだね。
ヴァイキングの影響もケルトの影響も強いこの日に12時から「ファースト・フット」
と呼ばれる習慣がある。直訳をすると「最初の足」を意味して、玄関を通る最初のゲスト
を示すわけだ。
だから理想として背の高い、髪の毛の黒い、いい男が訪れると最高のファースト・フット。
かれがちょうど新年になった直後にノックノックして石炭を手にしてその家にプレゼント
する。石炭!そうだ石炭は昔の人間にとってとても高い、大切にする燃料だったので
さすがのブラック・ゴルドだった。だからラッキ・シンボルになる。
それから飲み始める!
ハンパじゃないわ!スコットランドは大体1月6日までは動かない、いや動けないだろう。
基本的にウイスキをもってファースト・フットをはしごのように知らない人の家も含めて
人々の家に訪れて行く。皆は兄弟姉妹って感覚だ。
寒い、暗い、厳しいスコットランドでは心が暖まる貴重な一週間だ。
お正月もそうであろう。
皆さんはこのブログをずっと今年中に読んでいただき本当に光栄でした。
来年からはまた変化をします!
楽しみにしてください!
新しい巡礼が始まる・・
2007年12月30日
3Kの話

断っちゃいけないのだ。ありがたくいただく。素直に、ありがとうございますと僕は頭を下げた。
東京や大阪の人よ、信じられまっか? 現代に生きている、同じ日本人ですよ。
明と暗。温かい人情と厳しい現実。僕は、真夏の道を歩きながら、さらに暗いエネルギーの波動を
感じるようになっていた。それは、宿で顔を合わせたり、お寺で見かけるお遍路さんたちからも伝
わってきた。
それぞれの人生で、本当に厳しい体験をしてきている人が多い。それをはっきり感じるようになった。きっと悲しいことがあったのだろうな。何か具体的に聞かなくても、わかることだった。
暗いのは当たり前だった。そうでなければ、誰が好きこのんで、つらい歩き遍路なんかするか?
みんな人生の3Kの壁にぶち当たっている。すなわち、経済問題、健康問題、そして親子夫婦などの関係性の問題。この3Kにぶつからない人はいないのだ。
あとで詳しく話そうと思うけれど、僕の3Kは厄年にいっぺんにやってきた。もう身動き取れない状態だった。誰にとっても、この3Kは人生のテスト、試練なんだね。それも絶対にスルーできないテストだ。だからこそ、お遍路で修行しようということになる。一年がかりでお遍路すれば、それは一年がかりの意識変革になる。これは間違いないことだ。お遍路やった人ならわかるはずだ。

それにしても、本州とはまったく別の次元に来たようだった。四国は、まさに4つの国だった。歩きとおしてからわかったことだけれど、それぞれ雰囲気がまったく違う。
徳島県は、どこかルーズで陰気な感じがしたが、高知県に入ると、すっかり南国だった。日本ではなく、どこか東南アジアの国みたいな雰囲気を感じた。タイ人が歩いてても、おかしくないと思った。気候、風景、光の強さ。漢字の標識さえなければ、日本じゃないみたいだった。僕は、こんな身近に外国みたいな地方があったのかと、ハッピーな気分だった。
しかし、その反面、めちゃめちゃハードな修行の波動も立ち込めていた。暗く厳しい雰囲気、孤独感、男性性の極み。特に、23番薬王寺から24番室戸岬最御崎寺にかけてのルートは、全札所間の距離が2番目に長く、75キロを越える行程である。お遍路する人たちの間でも、特に厳しい難所として有名だ。
僕は、お遍路道自体から伝わってくる暗くて重い波動を感じていた。当然でしょう。今まで何千万人もの人が、何百年もの間、つらい事情と心を抱えて歩いた道だ。挫折、失望、離婚、病気、破産。乞食遍路とかハンセン病の人とか、お遍路でしか生きられない人もいたでしょう。それを思うと、さらに、濃くてヘビーでダークな場所に来ているという実感が湧いてきたのだった。辛かったね、皆さん。
ちなみに、高知を抜けると、一気に女性的で優しい国になる。文字通り、愛媛県は自然も豊かで暖かい国だ。最後の香川県は、あまり強い印象はない。フラットで平坦な土地が広がっている。この4つの国を比べて、日本の意識革命が高知で始まったのが、腑に落ちる気がした。密教の世界に聳え立つ空海。いかめしく孤高で、容易には人を寄せ付けない空海は、巨像となって、まさに高知県室戸岬に立っている。
しかし、この室戸岬はまだ遠い。残暑厳しい9月、僕は高知県に入ったばかりだった。ある男と遭遇するまでは、まだまだ元気だったのだ。
Posted by エハン at
09:49
│Autobiography
2007年12月29日
翻訳は早い!

この本を去年に英語で読んだ時からブログやセミナーで紹介したの
だが、こんなに早いスピードで翻訳されると思わなかった。やはり必要性があったであろう。おまけ
に出版社はNHK出版だ!時代が変わった・・
2012年の研究に於いてはジョセフ氏はニューフェースだけではなく、まったく精神世界
ぽくないことは最高にいいと思った。つまり「アセンション」のほとんど無縁の人間
(飛行機開発関係の社長でがっちりと地面にへばりついてのタイプ)だからこそNHK出版に
なったであろう。
太陽の暗号やネメシスで書いた情報との共通性が強いこの本に興味深い話はいっぱいあります。
2012年のことをまったく知らない人々にこの新刊はお勧めだ。
是非ともお読みください!
2007年12月28日
2007年12月27日
イコンの世界
このクリスマスの季節にロシア正教の美しい世界を紹介します。

Wikipedia から:
「イコン(εικών、Icon)とは、キリスト教において神や天使や聖人を記念し象徴として模られた
絵や像で、敬拝(崇敬)(προσκύνησις)の対象とされるもの。形を意味する"εικόνα"(イコナ)
に由来する。
"εικών"をイコンと読むのは中世から現代までのギリシャ語による。古典ギリシャ語再建音では
エイコーン。ちなみに、英語の"icon"(アイコン)は、ギリシャ語のイコンに由来する。教会では聖像
とも呼ぶ。」



この一番古いキリストのイコンは6世紀のものでシナイ山の修道院にあった。

Wikipedia から:
「イコン(εικών、Icon)とは、キリスト教において神や天使や聖人を記念し象徴として模られた
絵や像で、敬拝(崇敬)(προσκύνησις)の対象とされるもの。形を意味する"εικόνα"(イコナ)
に由来する。
"εικών"をイコンと読むのは中世から現代までのギリシャ語による。古典ギリシャ語再建音では
エイコーン。ちなみに、英語の"icon"(アイコン)は、ギリシャ語のイコンに由来する。教会では聖像
とも呼ぶ。」



この一番古いキリストのイコンは6世紀のものでシナイ山の修道院にあった。
2007年12月26日
銀河の目と太陽系のハート
2012年に関する情報は増え、そしてその情報の性質が高くなる見込みがある
と思われます。以下の6分のビデオには銀河の中心の強いエネルギーは太陽系
の中心に対して一直線的に一致するようになると説明されている。
太陽の暗号を書いた時に銀河の中心から噴火するエネルギーについて調べた。
どうも世界的に同じ事実に気付く人間が多くなってくる。
つまり問題は人間ではない。この2012年シフトはもっと巨大なスケールでの出来事で、
ちっぽけな人間の「削減」意識だけでは「解決」がない・・・と僕は確信した。
「だからどうするのエハン??」と聞こえてくるのだ!
すること自体は的外れの発想ではないか?
すること、しないことでもめて、今の瞬間の気付かないだけ・・
2012年を意識すること=今を意識すること
2012年は巨大な引き金で、ちっぽけな人間のプライドを一瞬にぶっ飛ばす
スピリットの働きではないかとつくづく思う。
しかし「気付く」ことは強制的に人に教えることができない。
だから「独立個人」は今の周りの人に親切に、大切にしたほうが
いいじゃない?もともとは「もの」に執着するいまではそうであったはず。
皆が同じ船「地球号」に乗っているからだ。
2012年は荒い海だとすればこれから5年をどう生きるか?
それが人類に残された宿題だと想像することに注意を払う・・
では英語でのこの銀河と地球の関係について是非見てください!
(情報提供のウリグリースに感謝)
と思われます。以下の6分のビデオには銀河の中心の強いエネルギーは太陽系
の中心に対して一直線的に一致するようになると説明されている。
太陽の暗号を書いた時に銀河の中心から噴火するエネルギーについて調べた。
どうも世界的に同じ事実に気付く人間が多くなってくる。
つまり問題は人間ではない。この2012年シフトはもっと巨大なスケールでの出来事で、
ちっぽけな人間の「削減」意識だけでは「解決」がない・・・と僕は確信した。
「だからどうするのエハン??」と聞こえてくるのだ!
すること自体は的外れの発想ではないか?
すること、しないことでもめて、今の瞬間の気付かないだけ・・
2012年を意識すること=今を意識すること
2012年は巨大な引き金で、ちっぽけな人間のプライドを一瞬にぶっ飛ばす
スピリットの働きではないかとつくづく思う。
しかし「気付く」ことは強制的に人に教えることができない。
だから「独立個人」は今の周りの人に親切に、大切にしたほうが
いいじゃない?もともとは「もの」に執着するいまではそうであったはず。
皆が同じ船「地球号」に乗っているからだ。
2012年は荒い海だとすればこれから5年をどう生きるか?
それが人類に残された宿題だと想像することに注意を払う・・
では英語でのこの銀河と地球の関係について是非見てください!
(情報提供のウリグリースに感謝)
2007年12月25日
Happy Christmas

先月のネット上の噂によるとエハンちゃんはイギリス王室のスパイだ
と言うので親分からのクリスマス・メッセージを伝えないとクビになる!
なので50年前の別嬪さんエリザベスの放送を7分間、ぜひともごらん
いただきたいと存じます!
実は最近分かったのは彼女はYoutubeで自分のチャネルを公開したと知って、
なるほどなあ、時代が変わったことを再確認。
でもすごい共時性でエリザベス2世 はこの放送の最後にある本から引用することになる。
ちょうど僕がいま、読んでいる「pilgrim's progress」だった!
日本語訳が出来たのは天路歴程
では若い女王エリザベスの半世紀前の初めてのテレビ放送をどうぞ!
2007年12月24日
2007年12月23日
「お遍路さんですか?」

「7回目といっても、まだまだ修行足りないですから。会社勤め以外の自分の時間は、お遍路する
ことにしてるんです」
僕は心底感動した。普通、1回やれば十分なのに、7回なんて。ハンパなことじゃない。もう本当の
修行だと思った。現代の修行者に会った気がした。どこまでやっても、究めたということがない。
伝統的日本人の姿だと思った。
「洗心」という言葉が浮かんだ。僕も歩いているから、彼のプロフェッショナルな魂がよくわかる。
巡礼のプロとはこういう人なのだ。日本はやはり美しい国だね。そういう思いが湧いてきていた。
しかし、一方で気になることがあった。とにかく若い人の姿が見えないし、人気がなさすぎる。誰が買
うのか、流行遅れの古い洋服が2000円で売られている。店には誰もいない。村全体に活気がない。
一番合理的な説明として考えられるのは、みんな家にこもってテレビを見ているということだった。
外出すれば金もかかるし、必要以上の買い物はしないのだろう。四国は経済的にかなり苦しいのだ。実際に、地元の人から聞かされたときはショックだった。
「あんた、地元じゃ毎月の生活費どのくらいやと思う? 17万円ですよ。それで子供を学校に行か
せて生活せんならん」
たった17万円。僕は言葉もなかった。活気などあるわけないんだ。古くて懐かしい日本の風景はゴーストタウンだったのだ。経済的に苦しければ、雰囲気は暗くなるのは当たり前だ。毎月一回、
4泊5日のお遍路をしながら、四国のダークな部分に気づきだしたのは、徳島県を抜け、高知県を
歩いていた秋から冬にかけてのことだった。
冬になれば、お遍路の姿も少なくなる。だからといって宿は閉じられない。一人の僕のために、営業
していてくれる。それでたった5000円だ。この大変さ、わかりますか。めちゃめちゃきついことですよ。
地元の人は、お遍路さんにそれほどのシンパシーを持っていないようにさえ感じた。僕の経験では、
8割以上の農家の人は、お遍路を無視している。むしろ、〝お遍路なんて、宗教くさいことようやるわ。なんや格好つけて……。こっちはそんな余裕ないわ〟という感じなのだ。これははっきり伝わってきた。特に働き盛りの世代は、そういう雰囲気を醸し出している。当然でしょうね。みんな生活するのに精一杯なのだ。
歩くほうも必死、生活してるほうも必死。非常に重苦しい波動を感じ始めていた。
ただ、爺ちゃん、婆ちゃんは違った。この人たちは、この土地でずっと農業やってきて、70年、
80年、苦労を重ねてきた人たちだ。お遍路のつらい事情もわかるのだね。道で出会うと、必ず頭を
下げて、「ご苦労様です」と言ってくれる。中には、「ちょっと待ってな」と、桃などの特産フルーツを
わざわざ持ってきてくれたりする。
あるときには、軽自動車が停まって、おばちゃんが降りて近づいてきた。
「お遍路さんですか?」
はいと答えると、おばちゃんは、どうぞと言って、アイスクリームをくれた。たぶんアイスクリームの
商売をやってる人だったんでしょう。でも、見知らぬ外人相手に、アイスクリームだよ? はあー、
日本人はすごいなあと思った。感激した。こういうところで、人を疑わないのだ。心から素晴らしいと
思う。もし、イギリスにお遍路があったとしても、頭も下げないし、ご苦労様なんて声をかけたりしないだろう。単に怪しまれるだけだ。僕が、日本に「人間に対する基本的な信頼が残っている」というのはこういうことなのだ。お遍路さんに対する「お接待」と呼ばれる行為なのだけれど、封筒に千円とか三千円とか入れて渡してくれる人もいるのだ。
「冷たいものでも飲んでね」
Posted by エハン at
09:40
│Autobiography
2007年12月22日
The Elders

エルダーになったネルソン・マンデラと創立の発想を提案した一人のピータ・ガブリエル
もう一人の創立発案に参加したのはあの天才ビジネスマンのリチャード・ブランソンだ。
昔なら問題解決をするために自分の集落や村にいる年配の人たちに
相談を受ける。彼らは政治家ではなく、王室でもない普通の年上の
良き先輩で、一般的に今、「エルダー」Elder とよばれる。直訳では高齢者だ。
現在の地球問題をなかなか解決できない政治家たちには相談相手が出来たことは
ご存知ですか?実は我々全員にとってありがたい存在についてご存知でしたか?
すばらしい発想、深い経験、実力のある元政治家「脱政治家」や運動家の
集団が誕生した。The Elders.
光の希望を与えてくれる本当にすごい男女のコンビでこのエルダースについて
是非とも皆さんに認識してほしいと思ってこのページを紹介します。
2007年の冬至:2007年12月22日(時刻:15:08 太陽黄経:270度)
今日は一番闇の時間が長い日として知られている。明日からは光の時間が
少しずつ長くなります。光が世界に増えるようにエルダーズに頑張って頂きたい!