2007年12月19日

頭痛と夢



「単なる首のマッサージだけではあなたの頭痛が治るとは思いませんが・・」

先週の日曜日にTRVの新しいリモート・ヴュウアーが誕生した。その一人
は40代の男性で受講する前に僕に相談をした。「病気」をもっているから四日間
の集中が出来るかどうかとのことだった。その「病気」についてわざと聞かなかった。
なぜなら病気に焦点を合わすと病気は元気になるからだ。つまり悪化する可能性
が高い。

その男性は実際にかなり大変な慢性的な頭痛もちだ。毎日が頭痛、毎日ですよ。
考えられないほど大変なことで、しかし毎日TRVを受講されて、かなりすばらしい
セッションが出来た。何か楽しいことをやればその痛みが耐えられるように思う。

肉体の問題はあくまでも肉体レベルの問題に過ぎないと言ったら怒られるかも
知れないが、人間は単なる肉マンだとすればここは本当に地獄だ。つまりこの
肉体から開放がまったく出来ない状態ならよほどの完璧な健康状態でなければ
我々は全員ある程度の病気を持つだからいやになっちゃう!

しかし人間は肉マンではない。人間の繭の中に偉大なる魂が存在することは確かだ。
毎晩のようにその魂は自由自在に旅をして、毎朝その繭に戻るわけではないでしょうか?

彼と僕の共通性が「頭に問題がある」ことだった。僕の場合は以前このブログで紹介した
頭脳の中心部に高い音がずっと鳴っていることで、彼は音ではなく痛みだ。しかしTRVを
やっていると本当にさまざまな「気付き」がある中で「あれ、夢の中で音はない!」そして
彼も気付いた、「あれ、夢の中で痛みがない!」

人間は単なる肉マンなら痛みや音は止めないであろう。「それは当たり前だろうエハン君、
寝る時は無意識だからじゃないか?」と聞こえてくるが、僕の場合は「無意識」ではなく、
夢の中にちゃんと意識は鮮明にあるから毎晩は楽しみで、宇宙の映画館に踏み入れる
という感覚が強い。見た目では「意識がない」となるが、そうではなく「意識の焦点は肉体では
ない」だけの話だ。

変性意識状態もそうで、多次元意識ではその「音」がない。
つまり音も痛みもここの次元にしか存在しない。だからこそ現代の我々には
これから大変な「病気」が世界的にあふれると思われる時代に
人間の本質は肉体ではない、という気付きは最も大切だと思う。

「環境問題、温暖化などは原因ではなく結果として思えば、人間も病気にならざるを得ない」

だから病気を治すこと自体はどうなるのだろうか?「治すよりも喜んで受け入れればどうだろう」
ヒーラはどうなるのだろうか?「ほら、よくなっただろう」と言う連中はクビだ!
癒しってどういうことなんだろうか?怪しいヒーラ、いい加減な医者も含めてさよなら!

この次元を探検するために、ある程度の代償金を払う必要があるかも・・
そしてこの次元は「消滅される」ことが分かれば今の「痛み」に束縛されなくても
彼のように、痛みがあっても笑顔でTRVのセッションが出来るかも知れない。

「僕を癒してください」よりも「今日の三次元冒険に感謝します」のほうが
繭の言葉ではなく自由自在の蝶の心であろう。  


Posted by エハン at 11:27コミュニケーション