2009年12月26日

Sri Aurobindo


オーロビンド・ゴーシュ

18歳のことだった。
インドでの放浪中。
貧しい生活をしながら知的好奇心は最高に元気だった。

その時に巨人に出会い。。
オーロビンドだった。

その時に読んだ本を紹介します:



The adventure of Consciousness

日本語で以下の本があります。彼の発想は今となってとてもタイムリだと思います。



是非とも彼の世界を知っておいて下さい。
  

Posted by エハン at 11:56神秘主義者の知恵

2009年09月17日

Maranatha man



ローレンス・フリーマン神父の講演会

素晴らしい講演会でした。さすがのベネディクト会修道士で、何が瞑想ですか?何が祈りですか?。。に対して, 長い経験から得られた答えを提供してくれたのだ。

イベントの内容は以下:

「世界キリスト教瞑想会(WCCM)は1975年ベネディクト会修道士ジョン・メイン師によってロンドンに開設された。1982年、師の死去後、弟子のローレンス・フリーマン神父が後継者になる。現在世界100カ国以上、中国、韓国,フィリッピンを含め約2000ほどのグループが存在し、一般信徒が中心になって活動している。日本では京都に支部がある。毎年のセミナーに、講師としてビード・グリフィス、ジョン・バニエ、ウイリアム・ジョンストン、ダライ・ラマ、メリー・ムカリース等が招かれている」

実はその瞑想法は僕がこの10年間、毎日使っているマントラ「maranatha」についての講演内容で、100人ぐらいで15分間沈黙中に実践したわけだ。

彼は皆さんからの質問によく出て来たのは「瞑想をずっとしているがあまり効果がないけど。。」このような訴えが多いと思う。それが今の精神世界の大きな問題ではないかと確信している。なぜか?

「得る」=「エゴ」

瞑想をしても何も得ない!
祈りをしても何も変わらない!

成功しないで下さい、瞑想しながら、お祈りしながら。。。
もっとリアルな人間になろうよ!

僕の捉え方ではそれが昨日のメッセージだった。
ありがとう、誠にFree MAN.  

Posted by エハン at 11:01神秘主義者の知恵

2007年10月06日

浮遊するアフリカのシャーマン



Saint Joseph of Cupertino

空中浮揚ができた西洋の聖者は少なくなかった:

List of levitating saints:

Saint Alphonsus Liguori
Saint Archangela Girlani
Saint Catherine of Siena
Saint Christina the Astonishing
Blessed Christina von Stommeln
Saint Edmund Rich[7]
Saint Francis of Paola
Saint Francis Fasani
Saint Francis Xavier
Saint Gemma Galgani
Saint Gerard Majella
Saint John Bosco
Saint John Joseph of the Cross
Saint Joseph of Cupertino[8]
Saint Ludgardis of Tongeren
Saint Luke Thaumaturgus (Luke the Younger)[9]
Saint Martin de Porres
Saint Michael Garicoits
Blessed Miguel Pro
Saint Paul of the Cross
Saint Peter Claver
Saint Peter of Alcantara
Saint Philip Neri
Saint Theresa of Avila
Saint Thomas Aquinas
Lord Hanuman
Saint Adi Sankaracharya

では, これらの目撃された歴史上の人物のすべての「浮遊」は単なる
いたずらでインチキだったのだろうか?スピリチュアル・パワーのある
聖者のほとんどはそういう「浮遊」を望まなかっただけではなく,
できるだけ避けようとしたらしい。

現代のアフリカでは、あるシャーマンがドイツ人のドキュメンタリー撮影隊の目の前
に見事に浮遊したときに、もちろん撮影のチームはありとあらゆるトリックの可能性を
厳密に調べた。あったのは一人の男の体一本だけだった。

どうぞ見て下さい。

  

Posted by エハン at 10:30神秘主義者の知恵

2007年08月16日

究極の巡礼者Satish Kumar



ジャイナ教の僧侶、エコロジスト、NGOのリーダ、そして巡礼者サティシュ・クマール


先月に来日されたこの素晴らしい発想を持つインド生まれの男性を紹介します:

「1936年インド生まれ。9歳で出家しジャイナ教の修行僧となる。18歳のとき還俗。
マハトマ・ガンジーの非暴力と自立の思想に共鳴し、2年半かけて、
核大国の首脳に核兵器の放棄を説く1万4000キロの平和巡礼を行う。

1973年から英国に定住。E.F.シューマッハー(イギリスの経済学者、
『スモール・イズ・ビューティフル』の著者)とガンジーの思想を引き継ぎ、
イギリス南西部にスモール・スクールとシューマッハー・カレッジを創設。
エコロジー&スピリチュアル雑誌「リサージェンス(再生)」編集長


20世紀からはそのイギリスで発行するリサージェンスの読者として彼の
イギリスを縦断した巡礼を知った。すごい男だね・・と思った。

今朝、彼のお話のビデオを見た。先ず彼はShallow Ecology (浅いエコロジー、つまり
環境運動の意識は「人間のためになる」から環境を守る発想が生まれた)について話した。

そしてDeep Ecologyつまりすべての生命は平等で、人間は
特別ではないについて解説して、それからは彼の考えた次のステップはReverential Ecology
についてでした。

Revere=崇敬する
Reverential=敬虔である

大自然はスピリチュアルな場であるということですね。
この方は注目すべき現代の神秘主義者の一人だと確信した。

この英語の雑誌は本当にレベルが高いだから読まれる方にお勧めします。
彼は編集長だからでしょう・・・

  

Posted by エハン at 12:15神秘主義者の知恵

2007年07月26日

お遍路の大先輩



平和の巡礼者Peace Pilgrim


50年代だった。ある独身の美人は冷戦の馬鹿馬鹿しさを見て
動き出した。「死ぬまで私は歩き続けるわ。そして食べ物が与えられるまでに
断食をして、野宿をします。すべての人々に平和の正体について語ります」

28年間彼女は歩き続けた。
完璧な健康、本当の富、リアルな幸せ、そして誠の平和心を具現化したことはその結果。
僕にとっての歩いていたキリストだった。

"In order for the world to become more peaceful, people must become
more peaceful"

世界平和になるために一人ひとりの人間はもっと平和にならなければなりません。

Among mature people war would not be a problem-it would be impossible

本当の大人なら戦争なんかは問題にならないほど「不可能」なことになる。

彼女の引用を思うともちろんその通りだ。
彼女には家族や所有物は存在しなかったからこそ自由、健康、平和だった。
貧しい人は戦争を起こすのではなく金持ちのほうが「守る」ために相手の
土地や財産を「奪う」のではないか?

我々はそろそろ全員で「難民」になる時代に突入すると僕はこの15年間「メッセージ」を
報告して参りました。世界を、地球を冷静に見て下さい。これでうまく行くはずはない。
世界=心だからだ。

全てを失ってから初めて感謝と云う「授業」はまもなくスタート・・

昨日に自電車で周りの広い住宅地を通るルートを選択した。
綺麗な家、静かな環境、平和の世界。

その時に深く感じたこと。
「どうか僕のメッセージはまったく外れるようになるように」・・と瞬間的に思った。

南ヨーロッパが燃える最中で、戦争のエネルギーもそろそろ臨界点に至るの現実。
時間の流れがワープ・スピードに近づく最中・・だってもうすでに近所の木が
紅葉の始まりみたいに葉っぱが茶色くなっている・・お気づきでしょうか?

とてつもないイベントが始まった感じ・・

But I could be crazy.....  

Posted by エハン at 11:06神秘主義者の知恵

2007年04月25日

Robert Anton Wilson's end



ロバート・アントン・ウィルスンは死んだ時に知らされなかった。1月11日だった。昨日に
友達に教えられたので分かった。この人物はまったく最高の天才で、ユモアもあり、科学,
特に量子力学に詳しく、オカルト、陰謀論、シリウスのジョーカーだった。さすがのウイルソンは
「あと4-5日しかないといわれた時にこう言った:

Please pardon my levity, I don't see how to take death seriously.
It seems absurd

つまり「俺の軽い気持ちを許してね。どうやってこの死を深刻に扱うかが分からん。
ばかげたようにしか思えない]

Thanks Bob! You are much loved!
  

Posted by エハン at 11:30神秘主義者の知恵

2006年11月05日

神様の分け方:ナスレディン・ホジャ



ホジャの像に戯れる子供達 ウズベキスタン ブハラにて

ぼくの大好きな天才バカボンNasreddin に出会ったのは19歳くらいでした。
今日は彼のことを引用します:

ホジャ (トルコ語 hoca, ペルシア語 khwāja)
元来は貴人を意味するペルシア語。イスラーム世界の諸地域で一般に先生・師・主人、
あるいは宦官・大商人などの意で用いられる

神様の分け方

ホジャは子供達に訊ねました。「おまえたち、神様の分け方で配るのと、
人間の分け方で配るのと、どっちがいいかい?」

子供達は答えます。「もちろん神様の分け方だよ」
するとホジャは、ある子供にはたくさん、また他の子供には少しだけと
とても不公平に分け与えました。少ししかもらえなかった子供達は不満
そうにホジャに言いました。「なんでこれが神様の分け方なんだよ。」

ホジャはニッコリと笑って答えました。「神様ってのは不公平なもんなんだよ。」

やはり「神様」の概念を捨てないと神様に会えないだろうね・・
僕の日本での最初のころに言われたのは「仏に会えばその仏を殺せ」とよく
似いたものじゃ・・

もっとこのバカボンについて知りたいと思えばこの本をお勧めします:

ナスレッディン・ホジャ物語 トルコの知恵ばなし  

Posted by エハン at 09:48神秘主義者の知恵

2006年10月31日

Krishnamurtiとの出会い



ジッドゥ・クリシュナムルティ

1975年の4月にサン・フランシスコで、ある講演に参加した。
その時に同行したのは綺麗な日本人女性でした。実際は
彼女にバンクーバで出会って、その後で一緒に旅をすることに
なった。

僕のタイプで、たまたまのご縁と思われるかも知れないが、
ともかくすごく知的好奇心の高い女性でクリシュナムルティの話を聞きに行った。

当時の彼は75歳だったが、とてもキチットした格好で、イギリスの紳士のように舞台に上がった。
僕もその同行した女性も、彼の本を知っていて、大変に進化した意識の持ち主だと
思った。

彼のテーマの一つは「(自分以外の)権威的な指導者を求めないことは本当
の真実への探求のはじまりだ」と40年間以上世界的な講演活動で伝え続けた人だ。
世界の教師として養われた男が結局は本物だから、その役割を捨てたわけだ。
つまり権威なんかは馬鹿げたことだから、自分のことをじぶんで知ると言う・・当たり前
のことでありながら、皆さんはいかがでしょうか?

講演の最後はとても印象的だった。質問された時に彼はこう答えた:

「あなたの質問は「進歩と暴力の関係」について知りたいですね。
progress (進歩)の語源は武器いっぱいもって敵の基地を
攻撃する
・・という意味なんです・・それから彼は速やかにステージから
消えた。

さすがの本物の偉い先生だったなあ・・

その素敵な女性とは?
僕の妻となったソニアであった・・  

Posted by エハン at 07:36神秘主義者の知恵

2006年10月11日

マイスター・エックハルトのハート



キリストの伝道者の訳がわかる一人マイスター・エックハルト

僕は輪廻転生に対しては、大きな疑問を持っています。だから、前生はこうだとか、
そうだとかいう話に対しては、ほとんどの場合はナンセンスだと思います。
まったくの思い込みが多いと思います。

チャンスは1回しかない試練の方が美しと思います。
つまり、この3次元をうまく生きるための機会は1回しかないという風に思います
と、思う存分にこの次元と多次元を理解しないといけない「必死さ」が出るでしょう。
だらだらと何回も生まれ変わって、学んで、失敗して、それは冒険だと思いません。

それは地獄と言うのです!冒険は大きなリスクを負って、最大の努力をして、
そして後悔をしない事で、その方が、人間らしいと思います。
だから、僕は前生の話に対しては、どうかな?と感じます・・

前生があるとかないとか言ってません。僕にとってはためにならない話だって言ってるのです。
しかし、もし僕には、今から前生の信念ができるようになったとすれば、ヨーロッパの中世時代
にいただろうと思います。

13世紀から14世紀は、ヨーロッパでは本当に面白い時代だった。ボクの大好きな人間は、
あの時代に大勢いました。その一人は、マイスター・エックハルトですね。
あの時代の人間は、とっても真剣に、神様について、毎日毎日心の中に感じただろう。
彼らの現実は、常に、神様との関係が中心でした。もちろん私は信者の話をしてますよ。

神に従うというコンセプトは、たいへんおもしろいです。マイスター・エックハルトの中心発想です。
今の言葉にかえますと「共時性」に従うことを意味してるのではないでしょうか。
自分の意志を捨てることです。それが神に近づくための最も早い方法です。
今の精神世界は、欲しい事ばっかりです。こうなりたい、ああなりたい、もっと進化したいなどです。
すばらしい自我意識ですね。しょうがない。人間だもの・・・

東洋人はこのマイスター・エックハルトの発想を受け入れる可能性が高いと思います。
今の西洋人には大変難しいでしょう。「意志を捨てるって!お前はアホとちがうか??」
の世界です。だから中世の信者たちは、誠に謙虚だったと思います。  

Posted by エハン at 11:02神秘主義者の知恵

2006年10月03日

George Ivanovitch Gurdjieff



ゲオルギィ・イワノヴィッチ・グルジェフ

1972年にグルジェフの教えに出会った時に結構真剣に人間の真相に
ついて探求していた。まだ20歳だったが当時、禅や東洋哲学に集中して
今と変わらない好奇心があった。

そこですごい冒険家でとんでもないライフストーリのこの男の発想にご縁が
出来たことによって、さらなる「人間の正体」についてヒントをえられました。
彼の言葉で言うと:

Remember Yourself!
自分の意識をいしきせよ!

後日に彼の教えについて大変よく出来た映画を発見した。
是非それを探して見てください!

A man will renounce any pleasures you like but he will
not give up his suffering.

人間は、どんな楽しいことでも手放すことができる。
しかし苦しむことだけを手放さない・・

George Ivanovitch Gurdjieff   

Posted by エハン at 10:41神秘主義者の知恵

2006年09月27日

2012年のセミナー



2012年についての会議:イベントの情報は世界的に発信される

以前Richard Hoaglandについて書いた後で、新しい2012年情報を彼は「超次元物理学」の観点
から発表すると聞いた。つまり彼の研究ではこの宇宙のことを理解しょうと思えば「高次元」の
実存する宇宙を理解しないといけない。

興味深い話になると思います。数年前にDavid Wilcox氏に東京であった時に彼の
優れた科学情報を背後に、2012年までの全太陽系にある影響について話した。彼もその会議
の講演をするよていだ。ちなみに彼はエドガーセイシーの生まれ変わりだと云うのだ!
僕は半信半疑でありながら確かにこの,まだ若いアメリカ人の知識レベルは半端じゃない!
素晴らしい情報はいっぱいあります。だからホーグランド博士は彼に講演依頼をしただろう・・

その会議の情報を後日お伝えする予定があるので楽しみにして下さい。



Edgar Cayce and David Wilcox  

Posted by エハン at 08:15神秘主義者の知恵

2006年09月14日

カビール:無国籍無宗教の聖者



インドでよく知られているカビール

僕の好きな詩人、聖者の一人はこのカビールですね。なぜならば一番ランクの
低い人間として一番宗教のナンセンスが分かった、見る目のある本物の神秘主義者
だったからです。神秘主義者はなにをする人って?100%神を愛する、だから人を愛する
人だと僕は思う。彼のとてもシンプルな詩を紹介しましょう(僕の下手な訳を許してね!):

I have been thinking
ずっと考えて来た
I have been thinking ...
ずっと考えて来た
I have been thinking of the difference between water
and the waves on it.
海とその海の上にある波との違い、ずっと考えて来た
Rising, water's still water,
盛り上がって行く海にしてもまだ海で、
falling back, it is water,
元に落ちて行っても同じ海だ
will you give me a hint
how to tell them apart?
どう区別したらいいのかを是非、教えてよ!
Because someone has made up the word
"wave," do I have to distinguish it
from water?
誰かが「波」と云う言葉を発明したからと云って、
それが「海」と違う、気にするものか?
There is a Secret One inside us;
我々の中に秘密の(彼の)存在がある
the planets in all the galaxies
pass through his hands like beads.
彼の頭にビーズのように銀河の星星が通過する
That is a string of beads one should look at with luminous eyes.
それらのビーズを発光している目でみるべきだ!

宗教を捨てて、宗派を嫌って、特別な修行を否定して、ただただ神を
思う存分に愛することだけを意識する生き方はカビールの天才です。
彼についての引用は以下:

「カビール(1398-1448?)は、中世のインドの聖者の中では、最も有名な一人だが、
日本には残念ながら著述ないし詩文の翻訳されたことはない。『中世インドの神秘思想
ヒンドゥー・ムスリム交流史』(ムハンマド・ヘーダエートゥッラ著・宮元啓一訳)
(刀水書房)という本で扱われていたくらい。

アジア初のノーベル文学賞受賞者タゴールには、カビールの詩を独自に集めて英訳した
"SONGS OF KABIR"という名著があり、簡単な言葉で美しい詩文に訳されている。
タゴールの手にかかれば、英語の詩がかくも美しくなるのかという魔法のような手腕で、
カリール・ジブラン以外には、比類のない名文になっていた。ただ、カビールは、インドの
民衆語であるヒンディー語で歌った。本人は文盲で、機織りで、彼の詩は、
弟子たちが記録して集めたもの。タゴールによる「カビール歌集」は、ヒンディー語ではなく、
タゴールの母国語であるベンガル語から収集されたものなので、文献的には第一次的信用性
は欠いている。

ヒンディー語の文献が伝わるのは、大体中世以降なのだが、20世紀以前でヒンディー語から
英訳された量が最も多い著作家は、カビールとトゥルシダースの二人である。
それに次ぐ第三位は、女性神秘家のミーラバイ。カビールは、ヒンドゥー教とイスラム教の架け
橋になる思想家なだけあって、今日でも彼の名は、インドの三宗教(ヒンドゥー教・イスラム教・
シーク教)のすべてで尊敬されているという珍しい聖者である。中でも、シーク教では、
教祖のナナクが、カビールに傾倒していただけあって、経典「グル・グランタ・サヒブ」には、
十代導師以外に最もたくさん聖歌が収録されているのが、カビールである。

カビールの詩の中で、由来が古く最も正統的とされるのが、シーク教典収録のものを除けば、
この「ビジャク(種子の意)」である。この英訳詩は、訳文として健闘はしているものの、
タゴールの名訳には遠く及ばず、タゴールを読むときに感じられる高揚感・陶酔感は、
あまり達成されていない。

その後、鈴木大拙が、少しだけカビールに触れて訳していた箇所があったのを思いだし、
書棚に入って、岩波書店の鈴木大拙全集(全32巻)をひっくり返す。第16巻464頁以下、
「禅の立場から」の中の第二篇「如是説」の三節「カビールの禅」。鈴木がカビールを訳すと、
何やら仏典としか思えなくなりますね。以下、鈴木のカビール訳をちょっと引用。

形なきものの形を、此眼の前に現出せしめ得るもの、彼は真正の聖者である。
儀法や形式を離れたる単一の方法によりて、彼を体得せよと誨[おし]えるもの、
密室の中に隠れたり、息の出入を止めたり、此世を捨てたりなどすることを汝に教へざるもの、
意[こころ]を著ける処に至上の霊を認むるやうに汝を導くもの、すべての活動の真中に在りて
寂静なれと汝に教へるもの、此の如きは真正の聖者である。
(タゴール訳『カビールの詩』第56篇より)

私が同じ詩を訳してみましょう。

形なきものの形を見通す眼をもつもの──彼が真の聖者である
儀式や礼拝でなく神に到る道を説くもの
扉を閉ざさせず、息を止めさせず、世を棄てさせないもの
心が執するところに聖霊を認めさせるもの
活発な活動の中に静寂を教えるもの──彼が真の聖者である」

以上は:「http://homepage2.nifty.com/kkomori/doku0101.htm」からです。  

Posted by エハン at 10:51神秘主義者の知恵

2006年08月25日

聖フランチェスコの意識



Saint Francis of Assisi:アッシジのフランチェスコ

数年前の夢:大きな焚き火に頭から自分を入れて行く・・
テストだった。「これが出来たらお前にご褒美がある・・」
暑くなかった。素晴らしい開放感を味わう夢だった。

小さいごろからカトリックの子供としてたびたび昔の聖者の物語
を聞かされました。特に動物を愛した聖者として有名だったのが
アッシジのフランチェスコでした。どう云う人物だったかについて
ちょっと引用します:

「アッシジのフランチェスコ(伊:Francesco d'Assisi、本名 ジョヴァンニ・
ディ・ベルナルドーネ Giovanni di Bernardone、1181年或は1182年 -
1226年10月3日)は、フランシスコ会の創設者として知られるカトリックの
修道僧、聖人。清貧を説き、中世イタリアにおける最も著名な聖人のひとりである。

フランチェスコは、西欧中世の盛時、12世紀後半、ピエトロ・ディ・ベルナルドーネ
(Pietro di Bernardone)を父に、イタリアはローマの北に位置するウンブリア地方
アッシジの町に生まれた。フランチェスコとは「フランス風」の意味である。
織物商人であった父親が仕事上フランス語が非常に堪能だった(あるいはフランス
びいきだった)ことから、母親のピカがすでにつけていた洗礼名(ジョヴァンニ)に満足せず、
彼につけたという。

裕福な家庭に生まれたため放蕩生活を送っていたが、騎士になろうと思い立ち、戦争の
続く南フランスへ行き軍隊に入る。しかし、捕虜になったり、病気にかかり苦労を重ねる。
23歳のとき信仰に目覚め、隠修士となり、アッシジ近郊にあり当時荒れ果てていた聖
ダミアノ聖堂の修復を行うなどした。ある日のこと「私の家が壊れているのが見えないか。
建て直せ」という主の声を聞く。宗教的回心を経て、すべてを捨て、主の家の再建を目指した。
1208年に3つの戒律を定め、活動を始めた。戒律は全ての財産を放棄した厳しい清貧と、
福音を説くことを求めるものであった。弟子たちとともに各地を放浪し、説教を続けた。」

後日Brother Sun Sister Moonと云う映画で彼のことが一般の市民に認識されるように
なってちょうど僕が世界を放浪しようと思った時代に見た。「なるほどシンプル・ライフは強い
ね」と思った。何も所有しなかったのに未だに世界的に凄い影響力を持つ「意識」が継続するのだ・・

火に頭から入る夢にもどりますがフランチェスコに次のエピソードがあった:



1219年にイスラム教徒に説教しに行ったフランチェスコは「火のテスト」でどちらの信仰が強いか
を王様に提案した。自らを先に火に入ろうとしたが王様に止められて、イスラム教徒に対して
説教してもいいよと、許可をもらった。凄い意識ですね!大げさだと思われるかも知れませんが
やはり信仰のパワーを軽視することが出来ないですね。

彼のアッシジに行きました。感動しますね。体をぼろぼろにしたフランチェスコは地上で
たったの40年でしたがその意識は今でも世界を救うおとしています。

アッシジのフランチェスコの祈り

平和の祈り

「主よ 私を平和の道具にしてください
憎しみのあるところに愛を罪のあるところに赦しを
争いのあるところに一致を誤りのあるところに真理を
疑いのあるところに信仰を
絶望のあるところに希望を 闇のあるところに光を
悲しみのあるところには喜びを。

あぁ 主よ、
私に求めさせてください。
慰められるよりも慰めることを理解されるよりも理解することを、
愛されるよりも愛することを。」

なるほどと思った:人は自分を捨ててこそそれをうけ、
自分を忘れてこそ、自分を見出だし、赦してこそ、赦され
死んでこそ、永遠の命に復活するからです。

それは「昔の人間」の素晴らしい根性ではないかなあ・・
そう云う人間になりたいね・・と思いませんか?  

Posted by エハン at 10:27TrackBack(1634)神秘主義者の知恵

2006年08月09日

インドのキリスト意識



Sadhu Sundar Singh (1889-1929): 全くユニークなクリスチャン

数年前にある男のスピリチュアル冒険についてある情報に出会いました。
驚いた!こんな人は本当にいるのか?・・と半信半疑でした。インドの聖者
とキリストの弟子の混合したような珍しい人物だった。40歳でチベットで消えた・・

インド人として超厳しいシーク教の家族
に生まれた若者としてキリスト教が大嫌いで、聖書を焼いたりしたのですが
15歳の時に想像を絶するイベントが起こったのです。

「陽明けまでに神の存在が絶対に証明できないと俺は線路の上で自殺する!」と
誓ったスンダル・シングの部屋にイエス・キリストが現れました・・

その日から死ぬまでスンダルは世界を放浪し続けたのです。そして・・消えた・・
以下の情報は彼についての概要です:

20世紀中「最もキリストに似た人物」と言われ、全インド、東洋また西洋に巡回し
多大の感化を与えたキリスト教の伝道師スンダル・シングは、インドの三大精神的巨人
(タゴール、ガンジー)の一人に数えられる。

インドの最も素晴らしい精神と新約聖書の信仰の結晶が彼の人生でした。 
キリスト教をインド人らしく表現し、その教えは単純にしてしかも深く、
霊的真理を開示し、精神的に荒廃しつつある今の時代に、最も大切な心
の糧を提供してくれます。

霊峰ヒマラヤを愛し、困難と迫害をものともせずチベットに伝道し、
そこで消息を絶つ、勇気と冒険の生涯をつづった男でした。
入神、癒しの賜物はスウェーデンボルグと並ぶ神の人として
彼は、パウロのように、キリストの顕現に直々に出会って、キリスト教徒になる。

その後もしばしば神秘的体験をし、霊界の知識の類稀な持ち主だった。
彼の思想にはこれらの中心発想がありました:

icon08 「キリストのために苦しむことを喜び」、十字架を負う生涯を生きた。
icon08 「キリスト教とはキリストである」という。福音の中心に、いつもキリストがある。
icon08 インド人らしいメッセージとして、「祈りと瞑想」の重要さを強調して止まない。
icon08 どの教派にも属せず、誰の弟子にもならず、また自分自身は弟子をもたない。
icon08 クリスチャン・サドゥとして、何ものも持たず、物質に支配されない生き方を通した。
icon08 聖書を徹底的に愛読した。また、自然という神の書を読んだ。
icon08 愛と憐れみに富んだ人格だった。自然を愛し、動物を愛し、植物を愛した。

とりわけ、人への愛は、困難な伝道活動に駆り立てた。

こんなキリスチャンに会いたかった!僕の国の教会に行ってた殆どは日曜日
キリスチャンだったので拒絶した。シングは白人のキリスチャンにも無視されること
もあった。だってインド人のサドゥの格好をして、教会も関係なく勝手に伝道した!

しょうがないですね、訳の分からないキリスチャンよ!キリストは内なる存在だぞ!
宗教と無関係だ!と・・僕が思うのだ。

  

Posted by エハン at 11:13神秘主義者の知恵

2006年08月07日

Hildegard Von Bingen



中世紀のヨーロッパにかなり強い信仰心があった中で、神秘主義者
は大勢でした。その一人の女性は完全にシャーマンの体験をして
異次元のビジョンによってあの時代の一番影響力のある女性となりました。
その彼女について今日、ちょっと話をしたいと思います。大好きだから・・

「ヒルデガルト・フォン・ビンゲン (ユリウス暦1098年 - 1179年)は、中世ドイツの
ベネディクト会系女子修道院長で、神秘家であり、40歳頃に「生ける光の影
(umbra viventis lucis)」の幻視体験(visio)をし、女預言者とみなされた。

50歳頃、ビンゲンにて自分の女子修道院を作る。 自己体験を書と絵に残した。
医学・薬草学につよく、ドイツ薬草学の祖とされる。 彼女の薬草学の書は、
20世紀の第二次世界大戦時にオーストリアの軍医ヘルツカにより再発見されたエピソードがある。

才能に恵まれ、神学者、説教者である他、宗教劇の作家、伝記作家、言語学者、詩人であり、
またローマ時代以降最初の女性作曲家とされる。 中世ヨーロッパ最大の賢女とも言われる。」



つまり一回だけビジョンを体験することによって人生が完璧にコース変更をするということです。
だからこそ異次元体験が必要であって、だからこそシャーマンの知恵もとても大切だと
思われます。三次元意識だけでは人間はどうにも出来ない状況となったことで、そろそろ
唯物論科学をきちっと位置づけをして、こころの世界をしっかり探検する決意をするべき時
がきました。やるかやらないかはご自由です!
 
ヒルデガルトは男の世界 (教会の世界)において時間爆弾のような存在だった。
男の世界で注目されるのに男の10倍のことをやらないとね・・

ヒルデガルトの幻視体験について

対外的には40歳代のScivias『道を知れ』で初めて示され、その序文で実は5歳頃から
体験している事が述べられている。またその中で彼女は、この幻視体験が興奮状態(トランス)
や瞑想状態ではなく、実に意識がしっかりしていて周囲の状況が分かっている正常な覚醒状態
で生じ、それを受けている時も周囲で現実に生じている事象を同時に知覚していると述べている。
そしてこの幻視体験を Visio ヴィシオ(英ヴィジョン)という言葉で表現している。

「生き生きした光の影(umbra viventis luminis)」が現れ、その光の中に様々な様相が形
となって浮かび上がり輝く。炎のように言葉が彼女に伝わり、また見た物の意味付けは一瞬
にしてなされ、長く、長く記憶に留まる。

また別の「生ける光(Lux vivens)」がその中に現れる事があるが、それを見ると苦悩や
悲しみがすべて彼女から去ってしまい、気持ちが若返る。

これらの幻視が示す内容は、ほとんどがキリスト教に関わる事柄であり、彼女の基盤となった
ベネディクト会の規範の範疇で解釈され意味付けがなされている。またこれらを表した幾つか
の絵画に見られるように非常に象徴的であり、中世修道会のもつ神秘主義的な面が強く現れ
ているとして後のスコラ学と対比される点でもある。

ヒルデガルトの思想について

「伝記、著作品、書簡などから伺えるのは、彼女がベネディクトの戒律を厳格に守る修道女であり
当時のベネディクト会派の中でも特に保守的であったということであろう。これは彼女の性格
やユッタ・フォン・シュポンハイムの影響が大きかったということもあるが、穿った見方をすれば、
幻視体験をするという特異的な体質が周囲に明らかになった時の、下手をすれば異端ともされ
かねない反応に対する、予防保全的な身の処し方であったのかも知れない。」

彼女の体験したことは「恵み」と思われますが実はそれを強く望んだ心がなければ偶然に
できないと思います。この次元をしっかり捕らえて、異次元とコンタクトすることで人間は
「多次元生命体」として行動するようになり、素晴らしい問題解決力、創造力の持ち主と
なるでしょう。しかし根源はシンプルです。とても強い「コンタクトしたい!」心です。

一人の女性シャーマン、神秘主義者、芸術家、科学者、そして政治家だったヒルデガルト・
フォン・ビンゲン の音楽も素晴らしいです。お勧めします。  

Posted by エハン at 11:01神秘主義者の知恵

2006年07月27日

The Empty Boat:荘子の知恵



荘子

10代の後半は僕の東洋思想の勉強し始めた時代でした。
禅仏教と道教は中心でした。スコットランドで労働をしながら興味
深く大勢の本を読んだ。ある日、凄い人物の発想に出会った。
彼の名前は英語ではChuang Tzuとなります。荘子ですね。
彼の一番有名な話は多分これです:

「荘周が夢を見て蝶になり、蝶として大いに楽しんだ所、夢が覚める。
果たして荘周が夢を見て蝶になったのか、あるいは蝶が夢を見て荘周
になっているのか。どちらともわからぬ、どちらでもかまわない。」
この説話の中に、無為自然、一切斉同の荘子の考え方がよく現れている・・」

しかし僕の一番好きなストーリはThe Empty Boatでした。

荘子は友人とボートに乗って静かな湖で時間を過ごす話です。
濃い霧によって何も見えない状態となり、荘子の友人はボートの
操作は困難でした。そして突然に他のボートは霧の中から荘子の
ボートに衝突した。すると荘子の友人は相手に怒り出して「もっと注意
しろ!」と叫んだ。

数時間後に荘子は友人にこう言った:
「もしあのボートは自然に流れていた、誰も乗っていなかったボート
だったとすればお前はあんなに怒ったかなあ・・」

そうですよね。
誰もいない時なら、自分が腹立つ相手はいないと言うことですね。
意識をシフトすればすべてが変わります。  

Posted by エハン at 09:26神秘主義者の知恵

2006年06月01日

ピース・ピルグリム


Peace Pilgrim

この女性は私のヒーロのひとりです。
平和のために28年間アメリカの国道を歩き続けました。
お金なし!持参されたのは歯ブラッシュとTシャツの一枚でした。
一人の女性の独立個人パワーを見せてくれました。

冷戦のアメリカでは今と変わらない口先の「平和」を唱える人間は
山ほどいますが口ばかりです。だから頭だけの平和は嘘ばかりですね。
政治家の「平和」もウンザリでしょう。戦争のない状態は平和の定義じゃないぞ!

もうこの世界は狂っています。ピース・ピルグリムは現実主義でした。
一人の平和の巡礼者「ピルグリムは巡礼者を意味します」として食事が
与えられるまでに断食をしながらひたすら歩く連続を想像してください。
毎晩は野宿しても、あのアメリカで、男に襲われることなく前進しました。

宮古島のセミナー
で平和の巡礼をしました。彼女の写真を先頭の人に
もってもらいました。
こういう人は懐かしいね。本物だからです・・・

日本語で彼女」の移動的な「神秘主義」についての情報があります。是非とも
読んで下さい・・
  

Posted by エハン at 10:56TrackBack(1200)神秘主義者の知恵

2006年05月28日

RUMI



Jalal ad-Din Muhammad Rumi

まったくの驚きだ!世界一の詩人だと思われる13世紀のトルコ生まれのルーミ
は日本語で検索してみたところ、非常に情報の乏しい結果となりました。
この神秘主義者のスーフィ教
のマスターは僕にとっての最高の詩人です。だから今日から彼の偉大なる教えを
紹介します。先ず彼自身のスタンスを表す詩を僕のちょっとつたない訳で・・・・

What is to be done, O Muslims? for I do not recognize myself.

(兄弟の)イスラム教徒よ!どうすればいい?わしは自分自身のことはまったく分からないのだ!

I am neither Christian, nor Jew, nor Magian, nor Muslim.

わしはキリスト教でも、ユダイヤ教でもマギ教でもイスラム教でもない!

I am not of the East, nor of the West, nor of the land, nor of the sea;

わしは東にも西にも大地にも海にも所属していない!

I am not of Nature's mint, nor of the circling heaven.

わしは自然からの者でもなく、宇宙からのものでもない!

I am not of earth, nor of water, nor of air, nor of fire;

大地、水、空、火のものでもない!

I am not of the this world, nor of the next, nor of Paradise, nor of Hell

この世でもあの世でも天国でも地獄も関係ない!

My place is the Placeless

わしの場は場のないところ


ルーミの凄さは愛の理解度の深さとそれを表現出来るうまさです。実は欧米ではいまルーミ
のリバイバルです。英語のグーグルで検索すると4,520,000 件ですね。
日本語で今のところでこれだけが見つかりましたのでお勧めします。
ルーミはスピリットの詩人です。

7つの谷
  

Posted by エハン at 10:53TrackBack(2716)神秘主義者の知恵