2006年11月15日

パンスペルミア

Searching for 'our alien origins'
By Andrew Thompson
BBC Horizon

パンスペルミア

Dr Wickramasinghe thinks life could have originated in space

In July 2001, a mysterious red rain started falling over a large area of southern India・・・・・

2001年の7月に南インドの広いエリアに不思議な赤い雨が降ったときに、世紀末の
兆しとして地元の人々が心配していたそうだ。しかし、現地の科学者のDr Godfrey Louis
はそういうふうに思わないで、赤い雨の中に細胞を見つけたために「これは宇宙から来たものだ」
と結論づけた。

細胞にDNAがなかったので地球上のものではないと考えられる。この発想は全然
おかしくはないのだ。40年も以上前から、地球上の生命は、宇宙からすい星に運ばれて、
この星に、たどり着いたことはパンスペルミア仮説と云う・・

パンスペルミア説:パンスペルミア説(パンスペルミアせつ、Panspermia)は、
生命の起源に関する仮説のひとつ。
生命は宇宙に広くあまねく存在しており、地球の生命の起源は地球ではなく、
他の天体で発生した微生物の芽胞が地球に到達したものであるという説で、
「胚種広布説」あるいは「宇宙播種説」と訳されている。

この説のアイディア自体は1787年にアッペ・ラザロ・スパランツァニ(スパランツァニも
自然発生説を否定した実験で有名である)によって唱えられたものである。
この後、1906年にスヴァント・アレニウスによって『パンスペルミア(仮)説』という名前が
与えられた。生命の起源に関する仮説としては、オパーリンの論じた化学進化説よりも
時代的に先行している。しかし、仮説とするには余りにもブラックボックスが多いと考える
学者は大勢いた。」

写真のウイクラマシンゲ博士もパンスペルミア説の提唱者のひとりで、
あの赤い雨を徹底的に分析したひとりである。間違いなくこれは宇宙から来たものだと
博士が発表した。実際にNASAは今の研究のひとつの中心は、地球外生命体であって、
とても強いバクテリア、つまりどんなに熱くなっても寒くなっても生存できる生命体を
地球外の惑星に、今、探してる最中だ。

これが僕の講演テーマのひとつで、DNAを発見したクリック博士も、そう思った・・・
しかし、「赤い雨」の細胞にDNAはなかったと・・これが神秘的なところだ・・


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Posted by エハン at 10:58 │サイエンス