2006年12月08日

Chavin:スーパーナチュラル文化

Chavin:スーパーナチュラル文化

儀式の中心はこの不思議な物体:ランゾンと呼ばれるオベリスク

よくこの物体を見ると牙が見える(左にある)。それがジャガーの口
から出る牙だ。場所は「魔宮」であり、国はペルーで、
チャビン・デ・ワンタルの文化遺産だ。

Chavin:スーパーナチュラル文化

Chavin de Huantar の考古学現場

昨夜のHISTORYチャネルで放送された内容は実に驚くべき内容だった。
まさしくハンコック氏が唱えた「スーパーナチュラル」の世界で、謎のペルー
北部の戦争がなかった文化「チャビン・デ・ワンタル」の真相について語られた。

なんと数百年の間に全然争いがなかったこの文化はシャーマンの活用する
聖なる植物であるサン・ペドロ (サボテン)とヨポ (DMT成分を含む木の種)
が引き起こす変性意識は文化の基盤だった。つまりこの文化が拝んだ神々
をアクセスする方法は植物で、神殿の僧侶たちは儀式をする際に全員が
異次元にシフトして実際にコンタクトをしたと思われる。

番組のハンサムな主人公もサンペドロを飲んで、どうやって暗い神殿の地下
迷路をろうそくなしで歩けたかを解明した。僕もペルーで飲んだことがあるから
わかる。闇の中で見えるからだ!

そして半分人間半分ジャガーのリリーフなどをみるとハンコック氏の講演で
説明した「セリアントロープ」(半人半獣)そのものがいっぱい飾られた神殿
に別世界との交流によって軍隊は要らなかった。

番組の典型的な勘違いもあった。それは僧侶たちの「マインド・コントル」
政治システムだった発想だ。とんでもないことだ。異次元とコンタクトする
文化ならあらそいの無意味が一番理解される意識ではないだろうか?
この番組の再放送があれば是非見て下さい!

番組情報:古代をめぐる冒険
DIGGING FOR THE TRUTH

『#19 本物の魔宮』

インカ人が現在ペルーと呼ばれている国を統治する何千年も前に、
その地域を支配していた不思議で独特な文明があった。
その文明はチャビン文明と呼ばれ、歴史の中で最も不思議な話の1つである。
アメリカ大陸の他の文明と違い、チャビンの地域的支配力は、軍事力を元にした
ものではなかった。チャビンの支配者は、カルト集団のように、幻覚を起こす植物
の力を借りて人々を支配したのだ。ペルーのアマゾンに生息する恐ろしい動物に
出くわしながら遺跡の下に何キロも続くトンネル深く進み、本物の魔宮を調査する。

最後だが昨日の太陽フレアが起こした強烈なラジオ波の音は凄い


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Posted by エハン at 09:49 │芸術と意識
この記事へのコメント
ラジオの音
なにか気配が・・・背中がゾクゾクしました、ただごとではない
Posted by at 2006年12月08日 22:36