2007年02月23日

South Pole Telescope

South Pole Telescope

南半球の新しい望遠鏡SPT(南極サブミリ波望遠鏡)
について以前のブログで紹介した。南半球からしか見えない接近する天体を
観察する目的もあると思われます、この非常に金銭的に高い施設は今月
から観測できるようになった。

同時にオローラを観測するためにNASAの磁気圏観測衛星THEMIS探索機
は実際に地球の磁気圏と太陽の関係について研究するための5つの衛星
を使う大胆なプロジェクトもある。

つまり今、地球では太陽の意外な活動変化は認識されているが、その情報
はこう云う形でくる。行間をよまないとね・・凄い洗練された方法でオローラを
引き起こす太陽風を徹底的に分析するためのこのプロジェクトを注目したい
と思う。NasaのHPで右のView Movieをクリックしてみてください。

THEMIS Movie Trailer


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Posted by エハン at 08:22 │サイエンス
この記事へのコメント
今朝9時ごろ、NasaのHP覗きにいきました。赤祖父俊一さんのオーロラの記事が興味深くて、読みました。英語でしたので、時間がかかりましたが、お蔭様で大変勉強になりました。有り難う御座います。
Posted by village at 2007年02月23日 14:36
ちょっと本題とそれますが、私たちは日常まったく感じていないけれども、地球ってすごい速さで自転しているわけですよね。私たち自身もすごい速さで移動している。赤道直下においては毎日24時間かけて地球を一周していることになる。これはほぼ旅客飛行機なみの速さかな。(天動説となると話は変わってくるけれども)

ということはすごい遠心力がかかっているということで、地球の中に空洞ができないというのは、論理的に言って考えられない。そしてその遠心力はもちろん赤道直下で最大に働き、極においてはゼロに近くなる。極においては空洞への厚みがほとんど存在し得ない。

南極、北極の中心に行くにしたがって、徐々に地球内部へと繋がる入り口が開いているという話を聞きましたが。またそれはトップシークレットであり、地球の写真はたくさんあるけれども、両極を移したものはまったくないらしいですが・・・。

地球の公転を考えると、こちらもまた気の遠くなるような速度ですよね。私たちは止まっているような気がしているのに。
果たして動いているのは地球なのか、天体なのか。天体が動いているとなると、これはまた気が遠くなるようなSF的速度で動いていることになりますね。

まあ、私たちが持っている距離の概念を越えたものがそこにはきっとあるのでしょうね。
Posted by 夏羽 at 2007年02月24日 19:02
夏羽さま、

私は知らない事が沢山ありすぎるのですけど、ホントにモウレツな速度で
地球が自転しているとは信じられない、感じない、ですよね。

天動説となると話は変わってくる....フーム... ビビビー、意味不明の呻き!

ところで、
随分以前に、TVでチラリと 「南極点付近は凹んでいて(くぼみ)、
北極点付近は凸んでいる(突起)...」と話していたので、驚いてTVのそばに
駆け寄ったら、話題が変わってしまっていました。

以来、ずっと気になります。

もし、御存知でしたら教えて頂けますか?
Posted by mi at 2007年02月24日 20:59
「南極点付近は凹んでいて(くぼみ)、
北極点付近は凸んでいる(突起)...」
うーん、どういうことかな。遠心力と重力のひずみが極に出ているとか。推進力の方向性が楕円である星に均等に働くことはありえないとしたら、どちらかがくぼみ、どちらかが凸んでいるというのも理解できるような。

また、すべてが回転している宇宙において、遠心力を直線運動に対する慣性力だと規定するのには少し無理があるような気がする。直線方向への運動力自体存在するのかな?
永遠に交わることのない空と大地が、極では交わっているというか、ちょっと違うかな。UFOが出たり入ったりできるほどの空間が地球の中へ向かって開いているとしたら。

http://moon.jaxa.jp/ja/qanda/qanda/qanda041.html

ここに地球、月、太陽の自転と公転の速度が書かれています。
太陽の公転速度は220km/一秒。太陽の周りにいる私たちも一緒に動いているはずだから、とにかく猛烈な速度で宇宙は動いているようだ。また、銀河系の中心はまた、たぶん何かの周りを回っているのに違いないし、その場合の速度は、もちろん太陽の公転速度を遥かに上回るに違いない。

天動説を考えた場合、たとえば地球から8.6光年離れた場所にあるシリウスが24時間で地球の周りを一周する。観測点にもよるだろうけれど、シリウスは光速の数十倍の速さで地球を回っていることになる!
想像しただけで全身の神経が麻痺しそう。現代科学では天動説の説明は不可能のようだけれども、私個人的には天動説的な視点も存在しているのではないかと思っています。

だいたい、天動説にしても、地動説にしても、地球上の速度の概念は、地球を一歩出たとき、またはミクロの世界へ入ったときに、通用しなくなるに違いない。
Posted by 夏羽 at 2007年02月25日 22:54
夏羽さま、

ご丁寧な返答ありがとうございます。

(私たちが持っている距離の概念を越えたものが
そこにはきっとあるのでしょう) この言葉と共に胸に刻んでおきます。

実は!
TVでの解説者は、確か、こう言ったのです。
「凹凸、それは まるで女性の性器と男根を思わせる」と。
で、私はギョッとして、そして何故かピンとくるような感覚をもったのでした。

どう、ピンと来たかを説明せよとは言わないで下さいね。
今の私には... むずかしい....
Posted by mi at 2007年02月25日 23:28