2007年12月09日

光は闇から出た女性

光は闇から出た女性

20世紀の闇を背負った女神の二人

この偉大な二人の女性たちの死の季節に僕はカナダでTRVリモート・ヴューイング
の最初に受講された10人と共に、ある島にこもった。強烈な、すばらしい期間
だったが、その一週間の間になんとダイアナもマザーテレサもこの次元から永遠に去った。

僕は普段なら「死ぬもんか?」と言う反応を示す人間だがあの時にこの世からは本当に
大きな光が消えてしまった感覚は決して僕だけではなかった。

この女性たちの共通点は「闇」だね。実際に深い、心の深層にある闇。
「それはダイアナの話ならわかるがマザーは違うだろう!」と聞こえるが
マザーテレサの手紙を中心とした本を読むと彼女は55年ほどの間に
自らの意識は「神はいなくなった」闇に、毎日に包まれた連続だった。読むととても辛い話だった。

あんなすごい人間の真相は「見捨てられた」ことだった。

しかし彼女に愛する相手がいた。
彼のことがすべてよりも大切で、彼のためにどんな苦しいことでもをすると・・約束を
してしまったのだ。

その彼も皆に迫害されて、彼も最後に神に見捨てられた。
だからこそマザーは愛する相手の気持ちと一つにならざるを得なかった。

そうすることによって宇宙一の貧乏人、見捨てられた神の子たちの闇が全身で
覚え、救う「神」になったのだ。

まったくぞっとした話。恐縮の意味を覚えた。
こんどは「スピリチュアル」と言うことばを使う時に、もっと注意をして、彼女の
心を思い出してからしないと馬鹿ばかしくてしょうがない。

誰のために生きているのか?
あの闇から出てきた光は永遠に降り注がれる「命」ではないか。



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Posted by エハン at 07:49 │本のレビュー