2008年02月22日

二ビルかでたらめか?

二ビルかでたらめか?

下のビデオを是非見てください。これは気になる映像だ。でたらめの可能性は90%。
本物だと想わない理由はまず英語のスペルは間違っていて (visibleがvisable)そして
文章の構造は、たとえばPhotgraphic Telescope(先端天文台の望遠鏡は当然、写真撮影
ができるはずだから言う必要がない)のくどい表現だらけ、それにjanuaryのJ は小文字などを
見たらかなり知的レベルが低いと想われる。確かにアメリカ人の英語力は比較的低い (批判では
なく事実)と分かるがこの文書はあまりにも子供ポイだから真剣に「これがニビルの映像」だと想わない。

しかしこういう情報を漏らす人間は当然科学者ではないはずだと思えば理解が出来る。

去年の記事で最新型の天文台は南極に出来たことをリポートした時、もし実際に褐色矮星だ
と想われる天体「ニビル」が存在するなら、南半球からしか見えない可能性が高いと書いた。
国際的に研究するグループと協力をしている一人としてその情報を本で発表した。接近するなら
一番早くその天体を目撃するために一番南から見ないと出来ない。だから南極に天文台が出来た
と解釈する見方が強い。その天体が暗い訳だから(褐色は実際の色を示す)容易に認識できない。

しかしニビル=褐色矮星、そしてその天体に幾つかの衛星が存在する、まるで小さい太陽系
のごとく、と言う情報は古代にあった。つまりニビルと言う天体は褐色矮星に所属している惑星では
ないか、と言う発想があまり知られていないからこそこの映像を出した理由は「情報」になる。

ミステリーサークルは人間の仕業だ!を証明するように「俺たちが作った!」ことを発表した二人の
おっちゃんが登場したイギリスでは、ほとんどの人は「なるほどでたらめだ!」と思い込んだ。
事前にその情報に対しての注目を減らしてしまう典型的なやり方だ。しかしすべてのミステリー
サークルは人間の仕業ではないことがほぼ証明が出来た。本当のミステリーが残る。

この映像に見せられた天体が誰かのフォトショップで出来た可能性が高いと想っても
出し方の背後にかなりレベルが高い知識と情報を持っている人間がいるはずだ。そして
わざと子供ポイ文章で紹介すれば、すぐに「でたらめ」になるとわかったであろう。目的は
ゲームか「見る目」のある人たちに「映像がニビルではないがニビルは褐色矮星だ」という
情報提供かも知れない。

もし実際に誰か(英語力が弱い)の手にこの映像が入り、本物の天体の写真なら非常に
大変なことを意味している。その可能性が少ないことに感謝しょう。



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