2006年07月06日
本のレビューの書き方のお勧め

「+」そして「ー」それから「自分」
約20年前にある外国の講演会に行きました。不思議な叔父さんはそこで
大きなノートに三つの欄に一生懸命に記入していた姿に魅了されて、「何を
書いているのですか?」と聞いた・・
「あの講演家の発想のプラス、マイナスそして僕から見てためになる「融合」した
情報を三つに分けて聞きながらノートを書くのだ」と答え、僕は「このオッチャンは天才
だ」と分かった。つまりすべてのことを自分中心に見聞きをするのではなく、その
内容の+面、ー面と自分のひらめきと云う講演の聞き方です。驚いた!
本の書き方もあれば、読み方もあります。自分の発想に会う本しか読まない人は
多分成長しませんね。「こう云う本が好き、ああ云う本が嫌い」では思い込みの世界
しか分かりません。だから難しい本も読む必要もあれば、「変わった」本も必要
でしょうと思います。
まったく面白い本のレビューを頂いたので是非とも読んで頂き、考えていただきたいと
思います:
「卒倒するかも, 2006/05/29
レビュアー: 非公開者 (東京都) - レビューをすべて見る
『キリストとテンプル騎士団―スコットランドから見たダ・ヴィンチ・コードの世界』というタイトルに惹かれてノンフィクションものかと期待して手に取った読者は、精神世界の本だとわかって卒倒するかも。とにかくびっくり! 」
この方はなぜ「非公開者」になったのか分かるような気がします。
先ず「精神世界の本」だと云うコメントは面白いですね。精神世界のコーナに置かれる
本は大体そういう本ですが「キリストとテンプル騎士団」は時々「宗教」コーナに置かれます。
どちらにしても「ノンフィクション」の本です。内容に同意しないから「フィクション」にならないのです。
そして「帯」がありますので内容は一遍に理解できます。おそらくこの「非公開者」はコーナをチェック
しないで帯を読まないで本を買ったでしょうと思います。それはびっくりですよね。お金を返します
ので是非ぼくに連絡して下さいね、非公開者さま。けっこう混乱しているようですから。誰のために
なる一つ星リビューになるのでしょうか?もしリビューを書くならこの下の「フォトンベルトの真相」
の一つ星レビューを参考にしていただきたいと思います:
「本当にこういうタイプの「理論的終末論」って、非常に迷惑です。
ただの終末論でさえ、皆さんもご存知の「1997年7の月騒動」を巻き起こしてしまったぐらいなのに、その終末論に「理論と説得力」が持ち込まれてしまうと、世間一般の終末論には全然見向きもしない人達が、本気で「理論的に信じ込んで」しまうことが、非常にたちが悪くて不愉快なんです。
皆さん、もう一度、冷静に考え直してください。
この本は、確かに「理論と説得力」の皮を被っていますが、中身はただの「終末論」であり「人類滅亡予言」に過ぎません。こんなくだらない”理論”なんか信じたって、結局は数年前のように、私達がバカを見るだけです。
もう私達を悲観的な「終末論・人類滅亡論」に巻き込んで金儲けを企んでいる妄想の激しい人達には、絶対に騙されないでください!!! 」
このリビューは納得できますね。その方は怒りをこもってきちったした批評をしてくれました
のでOKです。しかし自分のフラストレーションの発散の場としてアマゾンのリビューを使う方
はもう少し成長してほしいと思いましたね。本を書くことは凄い時間がかかりますから「破壊」
するのは早いですね。まず買う責任を取っていただきたいです。それから批評するのなら
他人のためになる書き方をお願いしたいのです。
非公開者は誰のために、もしかとすれば誰かの代わりに書いたのでしょうか?
Posted by エハン at 10:09
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