2006年07月27日
The Empty Boat:荘子の知恵

荘子
10代の後半は僕の東洋思想の勉強し始めた時代でした。
禅仏教と道教は中心でした。スコットランドで労働をしながら興味
深く大勢の本を読んだ。ある日、凄い人物の発想に出会った。
彼の名前は英語ではChuang Tzuとなります。荘子ですね。
彼の一番有名な話は多分これです:
「荘周が夢を見て蝶になり、蝶として大いに楽しんだ所、夢が覚める。
果たして荘周が夢を見て蝶になったのか、あるいは蝶が夢を見て荘周
になっているのか。どちらともわからぬ、どちらでもかまわない。」
この説話の中に、無為自然、一切斉同の荘子の考え方がよく現れている・・」
しかし僕の一番好きなストーリはThe Empty Boatでした。
荘子は友人とボートに乗って静かな湖で時間を過ごす話です。
濃い霧によって何も見えない状態となり、荘子の友人はボートの
操作は困難でした。そして突然に他のボートは霧の中から荘子の
ボートに衝突した。すると荘子の友人は相手に怒り出して「もっと注意
しろ!」と叫んだ。
数時間後に荘子は友人にこう言った:
「もしあのボートは自然に流れていた、誰も乗っていなかったボート
だったとすればお前はあんなに怒ったかなあ・・」
そうですよね。
誰もいない時なら、自分が腹立つ相手はいないと言うことですね。
意識をシフトすればすべてが変わります。
Posted by エハン at 09:26
│神秘主義者の知恵