2006年09月11日
お遍路 Part 3:若い旅人

2001年9月:アマゾンのジャングル・トレッキング
歩きながらペルーの旅を思い出す。この上の写真の後ろ姿の
子供は凄い男の子でした。彼は僕のグループとともに4200メーターまで
アンデスの山を登ったお母さんと一緒に参加した10歳の冒険家でした。
いつも笑っていて、文句を言わない子供でした。アンデスのハイキングでは、
毎朝、違う人に「今日はあなたは先頭になってほしい・・」と頼みました。
僕はいつも一番後ろの「尻尾役」で遅い人たちの援助をしたのです。
ある朝「今日は君が先頭だゾ」と云って彼にこの杖を渡しました。
あの時の彼の若い心におそらくすごい興奮があったはずですね。
10数人のリーダーになったのだから。

この杖にある飾りは殆どすべてペル-の旅に参加した方々からもらったものです。
だから皆さんと共に旅が今も続いているのです。
今日の旅はこんな感じです。
海南市から歩いて4キロの地点から見た海

昨夜、すごい雷と稲妻で海南に歓迎されました。
今朝10時に長いトンネルを抜けて、やっと高知県に入りました。
これでお遍路全体の距離の約4分の1が終了しました。
雨が上がったところです。
室戸岬まであと55キロです。
Posted by エハン at 10:13
│お遍路の日記