2006年10月20日

お遍路の精霊」

四日目になります。この道を歩んできた人々の総数を
考えますと多分何千万人だろう。何百年間ですよね。
けっして楽しい旅をしょうぜと言う目的ではない人はほとんど
でしょう。

挫折、失望、離婚、病気、破産などを経験してからはじめて
「お遍路したほうがいいじゃないかな」と思うようになった人が多かった
感じだ。歩きながら彼らの残した「精霊の痕跡」があるからわかる。
辛かったね皆さん。それでも、毎日この道に乗って、もう一度歩くと
言う根性は励みになる。

今でもお遍路ている人々の姿を見るとやはり真剣な人が多い・・特
に「歩き遍路」の人々だ。今月は歩き遍路はとても少ないだ。バスで行くのは
ほとんどだから2-3人にしか合っていないが皆さんさんはとても
味のある人ばかりだ。

この道は精霊に満ちている。皆さん本当にご苦労様でした。
これからは30番の札所へ・・約27キロだ。


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Posted by エハン at 07:00 │お遍路の日記