2006年07月15日

遍路:四日間のSynchronicity Report

遍路:四日間のSynchronicity Report

道中に現れた不思議な若者Big Stone!

昨日に関西に戻りました。今回の明石海峡の大橋にはあまり
強風がなかったお陰様で快適でした。四日間の遍路を完成
したことによって様々な気づきと贈り物が与えられましたので
リポートします。

icon16先ずは四国が本当に好きになっちゃった!
とても古い平和を感じさせました。何もアセンションの
情報や世界の情勢に関係のない静かな村や集落の生活ぶりはそのまま昔
とほぼ変わらない「日本の昔話」に出てくるような雰囲気に感動しました。昨日
の朝7時に一人で山を登って、上で小屋のようなたてものを通過した時、人間
の気配を感じましたが誰もいなかったのです。しかし数時間後その理由がわかった!

山を下りながら暑くなりましたが景色は最高でした。

遍路:四日間のSynchronicity Report

アフリカを縦断した時の「あの気持ち」が復活しましたね。つまり一人で旅を
する喜び、とてもシンプルな気持ちで生きる楽しさいっぱいで農家を通過
しました。昨日のコースは第12番札所から13番まで (大日寺) の約20キロ
でした。猛烈に暑い!日焼けた両腕には火が点いている感覚・・途中で5分休み・・

icon16すると車が道路の反対側に駐車して、
叔母さんが出て来て僕に向かった歩く・・
「お遍路ですね」と云って「これどうぞおセッタイです」でアイスクリームの入れ物をくれた!
ちょうど「さすがに暑いは!」と思ったときでした。一人で歩くので分かりやすい「遍路」だから
と云ってものすごい感激したのです。実はおセッタイの三回目でした。一日目に農家の
お婆さんは収穫したところの桃をくれてそして二日目にわざわざブログを見てくれた愛媛県
から第12番札所に僕を探しにきた二人の女性からも千円を頂きましたよ!

遍路:四日間のSynchronicity Report

おセッタイありがとうございました!

icon16そのお寺で道中で出会った同じ兵庫
の男性はなぜか知らないが靴のかがとを踏みながら歩いてたので「変わったハイキングのやり方
だなあ・・」と思い込んだのです。実はとても実用的なことでした・・かがとの皮膚はなかった!

遍路:四日間のSynchronicity Report

かがとの右下にある白い「もの」は皮膚です!痛かった!

遍路:四日間のSynchronicity Report

僕の仲間は彼の手当てをして愛媛県のお二人は彼を車に乗せた「慈悲」に感動した

icon16今月の僕のカレンダーのテーマ
は「環境」です。県道に歩いたことによって、かなり深刻な問題があると思ったことは
「ポン捨て」問題です。約15キロ中に道路の左右に空き缶だらけでした。歩かないと
分からない半端じゃない数です。

ずっと空き缶ですよ!つまり「誰も見ないから」の意識はどれだけ危険かと云うことですね。
車の窓から毎日のように平気で捨てるマインドには大きな問題があると思います。
巡礼をすると常に「見られている」意識にかわりますので、
僕の飲んだ後の空き缶を10キロほど右手で持って歩きました。
そのまま道路で死んだ、動物の遺体もありました。イノシシでした。
そのまま腐って行くだろう・・色々な気づきを与えてくれる「道」
ですね。

遍路:四日間のSynchronicity Report

まだまだ綺麗な水のある川があることは四国の誇りでしょう!

icon16川には何回も飛び込みをしたかったが
第13番に行くことは目的でした。猛烈に暑い!

一休み・・道路の傍に座る・・突然、不思議な姿が現れる!頭に白いタオルがあったので
最初は体格を見て、「外国人か??」と思ったが、声をかけると「僕もお遍路」と答えて、若い
日本人の男性でした。「どこからの出発ですか?」と聞くと、僕が見た気配を感じた
あの小屋で彼が一晩を過ごしたことに気づいて、「なるほど、彼の気配を感じた」とわかった。

実は彼のごつい体格と彼のラッフな姿を見て「この人は本物のトラベラーだなあ」と
思いました。まるで若い時の空海に会ったような気がしてしがたがなかったがすぐに
彼は先に進む・・凄いスピードでした。「よっし彼について行こう」と思うほどの存在感に
魅了されました。

icon16ようやく出発してから4時間半ぐらい
で大日時に二人で同時に到着しました。そうすると話をし出した。

彼の名前は大石真人です。2回目のお遍路で、一回目はたったの30日で出来たと聞いた。
あの空海は20日で完成したと云われますね。スーパマンですよ。しかしBig Stone と
会話をしながら顎が外れるお話を聞いたのです。

「外国は?」と僕が彼に聞いた。
「フランスとスペインだけです」と大石さんが云うので「ひよっとしたらカミノじゃないかなあ」
と思ったら「そうです。カミノをやりました。フランスのLe Payからスタートして2ヶ月で2千キロ
を歩きました。」

icon16皆さん「共時性」の恐ろしさが
お分かりでしょうか?この旅をやり始める動機は「カミノ」でしたでしょう。
そして弘法大師を思わす、カミノをとくにやった、2回目の遍路をやる25歳のあの
素晴らしい若者に会って、実は愛媛県の二人に彼が質問されたことも分かった!

第12番札所であのお二人は僕を探している最中に大石さんい「エハンってご存知ですか」
と大石さんに聞いたそうです。
「いいえ知りません」と答えた若者は次の日に僕に出会い、そして僕に最高の贈り物をくれたのです。
それは「旅人の感動」です・・

すべては繫がっています!


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Posted by エハン at 11:36 │お遍路の日記
この記事へのコメント
エハンさん、お会いできて嬉しかったです。
Big Stoneさん、弘法大師に似ているように感じますね・・・。
四国の何かが活性化、変化しそうで、注意深くありたいと思います。
愛媛2の一人より。
Posted by よしこ at 2006年07月15日 19:26
エハンさん、さちこです。

昨日四国から帰ってきました。
四国ではすばらしい心に響く話をしていただき
ほんとうにありがとうございました。
しんどいときはサイムルグの話を思い出しながら歩きました。

Big Stoneさんは道中で何度か会いました。
焼山寺で一緒だった男の子と一緒にいました。
足を痛めていたようだけどがんばって歩いていました。
彼らは雨の中がんばって歩いていると思います。
Posted by さちこ at 2006年07月20日 14:34
Hi Sachiko!

ご苦労様です!また道中で会えるかも知れません。
お元気で!
Posted by エハン at 2006年07月21日 12:20