2013年04月10日

千里眼の世界

千里眼の世界

新しい本の部分を紹介します。リモートヴューイングを紹介するための本として後日に出版する予定です。ではこれがはじまりです:

アフリカのある村でこういう話が実際にあった。頭を丸坊主にした老女がいて、みんなにこういった。

「あと三ヶ月すると、白人たちがこの村にくるよ!
大きいなんかで私たちの体と、この風景を捕まえにくるよ。
そして、遠い国にもってかえって見せるだろうよ」

このように村人に告げた。そして、三ヶ月ほど過ぎたころに、実際にその老女がいったとおりのことが起きた。その村を、ドキュメンタリー映画に収めたいという西洋人の撮影隊が到着したからだ。

6世紀のスコットランドにもおもしろい話が残っている。西海岸にアイオナ島という小さな島があり、そこに修道院の遺跡が残っている。大昔、その島にたてこもって男たちは教会と修道院を建てた。そのリーダは、コルンバである。その時代でも彼の名は知れていたので、遠くヨーロッパや世界の国々からアイオナ島のコルンバを訪ねて、人々は足を運んだ。そんなあるとき彼の修道院を訊ねてきたある男がいた。コルンバはその男にむかって、

「たしか四日前にあなたは大変な嵐にあわれましたね」

と、いった。その男は自分がどうしてそこに辿り着いたか、誰にもいってなかったのに、コルンバがちゃんとわかっていたことに驚かされた。そういう話が聖コルンバの伝説として残っている。

透視に関するおもしろい話が日本にもある。たしか、19世紀ごろの日本のある集落に、遠く離れた場所や町の風景、事件などを透視して、予言することができる「千里眼」と呼ばれた老人がいたという伝説が残っている。

さて、動物にも、おそらく同じように察知できる能力が本能的にあるので、危険から身を守ることができる。動物は地震や津波を事前に知って、素早く移動することができるらしい。動物にはまた別の察知能力があり、たとえば、飼い主が家に帰る10分ほど前から窓や扉の前でそわそわしながら待つ犬やネコも多くいるという。

ここでもうひとつ、予知能力に関するおもしろい実話を聞いていただこう。

イギリスの元ケンブリッジ大学フェローの物理学者に、ルパート・シェルドレイクという博士がいる。彼は、「世界を変える7つの実験」という本の著者として知られているが、その本には、彼が10年間かけて研究した予知能力について多くが書かれている。

その本にはある植物学者の話があり、植物は暴力的な人間が同じ部屋に入ってくるのとを事前にわかる能力があるという。植物は暴力的な生命体が部屋に入る直前に気絶するらしい。

 一体、これはどういう現象だろうか?

植物や動物だけに限られた現象なのだろうか?

人間にも同じように自然に備わっている能力なのだろうか?

それとも、これは人間以外の生き物がもつ特殊な能力なのだろうか?

と、私はつい疑問に思う。

私は以前、「マイノリティリポート」という、トム・クルーズ主演のSF映画を見たことがある。その映画のシーンでなんども出てくるのが、ラボの中央にあるプールに、「プリコグ」とよばれる予知能力者が数人浮いていて、彼らの頭には電子データが記録できる装置がつけられていて、プリコグはそれによって時空間を超えて、未来に起きる犯罪を透視することができるという話である。

では、「予知能力」や「タイムトラベル」は、一体どういう現象だろうか?

動物も多分同じ「本能」と呼ばれる才能を使って、危険から逃れるでしょう。地震や津波を察知して瞬時に移動する。また飼い主が家に帰る10分前から窓や扉の前で首を長くして待つ猫や犬の姿もある。「世界を変える7つの実験」で有名になったあのイギリスの元ケンブリッジ大学フェロー、生物学者のルパート・シェルドレイク博士は10年間でこれを確認した。さらに他の学者は植物を研究すると暴力的な人が部屋に入る前に「気絶」をする。。。

一体どういう現象だろうか?これは植物、動物、人間にある自然な能力なのだろうか?それとも「特別な」例外のことなのか?


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