2013年04月15日
Rv target !

「ターゲット番号、2568,3391です!」
と、述べた。
「紙の上に、頭の4桁と、下のほうに残りの4桁を記入しなさい」
と、次に指示した。
17年たってふたたび私はそのときのセッションを振り返ってみることにした。
あの直後にモニターは、
「自由自在に流れるように線を描きなさい」
と、指示したので、この写真のように私はそのページを埋めた。あのときのセッションは、
すでにはじまっていた。そこから、ステップ2,3,4という順で、「セッション終了」という合図が出されるまでモニターとヴュアーの約一時間にわたるセッションが続いた。
しかしこのとき、ある不思議な現象が起きた。そのセッションの最中に、なんと4~5人が、突然部屋を出ていった。彼らの顔をちらっと見ると、気分が悪そうに見えた。なぜかというと、実はその封筒の中身の透視対象物に関係があった。英語ではあるが、はっきりとことばでこう書かれていた。
「長崎原爆投下イベント」
もちろん、セッション終了後となってこれはわかったことである。
リモートヴューイングというのは、ようするにまず、なんの情報も与えないところからスタートする。ランダムに選ばれた8ケタの数字だけを頼りに開始する。モニターは、数字を読み上げてからヴュアーを「定式」に導く。ただそれだけで、まるでそのイベントにテレポートしたかのようにヴュアーはなる。
「透視」といっても、実際にターゲットがあのように過去の恐ろしい出来事であるなら、それは感覚として断片化した情報が伝わってくるのはおかしくない。ここを勘違いのないようにまず、リモートヴューイングというものがそうであることを私はお断りしておきたい。
つまり、透視は肉眼的に見ることではない、と前置きしておこう。しかし、たまに映像をフラッシュのように垣間見ることもある。たとえば、自身の例をいうと、あるメキシコのUFO事件をターゲットに練習していたときのことだった。たしかにその物体を私は、心の目ではっきりと一瞬目撃するようなことがあった。
透視する対象がふつうは情報として入ってくる。それが色だったり、匂いだったり、気持ちだったり、音だったりする。あのときのセッションを、私は当然英語で記入している;
Bright(明るい), round(丸い), hurried(急いでいる), object(物体), chaotic movement(混沌したし動き), approaching(接近している), flying(飛んでいる), worried(心配)
そして、次のページにはこう書いた。
Concern(気になる), coming(来る), vibrating(振動する), dread(恐ろしい), structure(物体), unhappy(不幸), problem (問題)
このように情報を集めて、かなりのページ数になったとき、次にこんなことばが出てきた;
Sizzling(非常に暑い), panic(パニック), active flash(動くフラッシュ), explosion(爆発), huge(とても大きい) escape(逃げる), claustrophobia(狭所恐怖症), end(終わり)・・・
以上のようなデータを私は得たが、まあこんなことは、たんなる偶然にすぎないという人もいるかもしれない。しかし、あれだけの人数が集まった中、クラスから同時に数人が気分が悪くなって出ていったという事実は否定しがたい。半世紀以上も前のあの劇的なイベントが起きたとき、まるでそこに居合わせたかのようなインパクトを彼らは受けたことにはまちがいなかった。と、いうようなことから、まったくありえないとはいい切れない。はっきりとした映像を目の当たりにしたと、そのうちの一人はいった。最初からそのイベントについてけして知らされていないが、ただひたすら定式に沿って記入し続けていく作業の中で、実際にその現象に強烈にコンタクトしてしまう、ということもありえるのである。
そのとき、あのセッションが終了すると、いよいよターゲットが発表された。これは私のとっていつも、驚きと興奮の連続だった。ほんとうに信じがたいことが起きたとしか考えられなかった。
「こんな不可能なことができてしまった!」
私は心の中でそう叫んだ。
さて、次は、英語のテストではないということだけ先にいっておこう。先ほどのセッションにて私の頭に続いて浮かんできたことをリストにして書き留めたものである。
Moving(動いている)、 smoke(煙)、 craft(飛行機)、different(異なる)、 waves(波)、 energy(エネルギー)、 connecting(連結)、 people(人々)、 lonely(淋しい)、 scared(怖い)、 liquid black(黒い液体の)、 huge(巨大な)、 steel(スチール)、 object(物体)、 evil(悪の)、 conflict(対立、戦い)、attack(攻撃)、 burning(焼ける)、 dread(ひどい)、mass(大量の)、choking(息が詰まる)、 science(科学の)、 experiment(実験)、 very hot(非常に熱い)、death(死)、 violent(暴力)、 bloody(血にまみれた)、 nausea (I feel) 気分が悪い(私自身)、time up(時間切れ)、 something crashed(何かがぶつかる)、confusion(混乱)、despair terrible(絶望感)、radiation(放射能)、waves(波)、object(物体)、 energy released in waves(波の中でエネルギーの放射)、 person escapes(人が脱出する)、 people dead(人々は死ぬ)、injured(怪我人)、 some survivors injured(傷を負った生存者)、some dead(死んだ者たち)、 river(川)、 outdoor environment(外の環境)、large(広い)、 mountain(山)、narrow river between tall mountains(高い山々の谷間の狭い川)、 dead people remain(死んだ人々が残る)
ここまでお読みになると、直感的に私がその恐ろしいターゲットにほとんどコンタクトしていることが見えるはずである。それにしても、なんの特殊なサイキック能力なしにこんなことができるなんて、なんとも不思議なことである。
ともかくふり返っていえるのは、あのときのセッションはほんとうに強烈だったに尽きる。あのセッションが終了してからターゲットが発表されたときには、全員が、「えええっ!」と声をもらしたくらい驚いた。
この瞬間に私ははっきりと認識したのは、このテクニックをぜひ日本人に学んでもらいたいということだった。これは、日本人にもともと具わっている能力であることに気づいた。つまり、もともと第六感が効いているのなら、RVにそれを活かすとどうなるか、そんな予感に私はワクワクさせられた。
SRVのコースを卒業してから私は、集中トレーニングのコースを続けて受けた。そのコースでは、実際に歴史的なイベントや、場所などをターゲットとして練習した。たとえば、ご存じのとおり、世界的にも有名なエジプトのピラミッドとかをターゲットにして、いろいろ練習してみた。ほかにも。歴史的な人物もたくさん透視した。もちろん、先ほどのような恐ろしいターゲットばかりではなく、いいエネルギーのターゲットもあった。たとえば、以下のようなターゲットもあった。
スペースシャットルの爆発
ケネディ大統領の暗殺
キリストの誕生
多発テロイベント
本能寺の変
スフィンクス内部
ライト兄弟の初フライト
人間のDNA
〈注:本能寺の変(ほんのうじのへん)は、1582年6月21日(天正10年6月2日)、織田信長の家臣明智光秀が謀反を起こし、京都・本能寺に宿泊していた主君信長と後継者の信忠を襲い、自殺させたクーデターのことである〉
と、いったようなターゲットが、茶色い封筒の中に入っていた。
Posted by エハン at 09:54
│リモート・ヴューイング