2007年03月01日

足を呼吸させること

影
今朝7時半の風景


昨日の17時半に無事に龍光寺に到着した。

2月の僕のカレンダーのテーマは、「光」だった。

そして僕は辰年ですので、2月の最後の日に龍の光のお寺に
到着したことは、僕にとっては注目すべき共時性だった。

とても貧しい民宿で、おじいちゃんとおばあちゃんがいた。
地元の人々は、かなり大変な生活をしていることは認識させられた。

おばあちゃんは体がけっこう大変で、
しかし僕の布団をひいてくれて、かなりの食事も作ってくれた。

21時までぐっすり寝た。そして今朝1番、出発した。


山

すぐに山に入る道となった。

今までの山道のなかで、一番急だった。
たぶん60度くらいの上り坂だった。

それに対して下り坂も厳しかった。

道に石がいっぱい転がっていたので、ものすごく注意を
払わないと捻挫を引き起こす可能性が高い。

今は、歩き遍路はほとんどいないので、
山の中で怪我をしたら、えらいこっちゃ。
だからこそ杖をうまく活用しながら下っていくのだ。

足の指に圧力をかけられるので、その後で足を呼吸させなければなない。


足を呼吸させること
明石寺に到着11時15分


第43番札所 明石寺

本当に春は訪れてきた感じだ。
どうやって分かるかというと、小鳥の鳴き声が変わったみたい。

特に山の中の小鳥は、思う存分に楽しく歌っている。
梅もいっぱい咲いているし、朝方は寒いが昼間はだいたい15度だ。

歩きながら祈り続ける。
これから、まだまだ道は長いが一歩一歩進むのだ。

  


Posted by エハン at 12:08お遍路の日記