2008年02月23日

ノウアスフィアを創造するのは誰?



ピエール・テイヤール・ド・シャルダン

彼は冒険家で、科学者、神秘主義者、イエズス会士として教会によって弾圧された
男だった。彼はまさに「意識」と「芸術」と「科学」をうまく合体した珍しい人物だった。
そして僕の中心テーマである「意識の進化とイベント・ホライゾン」に関して彼の発想
であるオメガ・ポイント (マージング・ポイント、カオス・ポイント、ゼロ・ポイント)までに
ノウアスフィアと呼ばれる現象が起こりえると・・

Wikipediaの説明で「もちろん、今日ではその理論は科学的には否定されており、実証すらされていない」と・・
調子を出して断言されていたのだがまるで「科学」は神様のような、最近よくあるよな
ばかげた表現だと想う。あれだけ一生懸命に研究した偉大な科学者の中心的な発想である
ノウアスフィアをそういう風に扱われるとはどうでしょうか?「科学的否定されている」ことで
「なるほどね、根拠がない」と想わないでほしい。先端の発想だから。僕はそう想う。

ノウアスフィアを創造するのは人間だけではない。今の人間には無理だ。しかし人間の意識的な
進化の動機は宇宙の中心的な「意識」と融合すれば可能ではないかと想う。自力も他力も必要
だと思えば今の人間は確かに突然「未来の人間」になるかも知れない。しかしそうとう謙虚に
ならなければ人間の大冒険は絶滅で終わる可能性がないと思い込んだら、超甘いだ。

いわゆる「精神世界」の皆さんにこのピエール・テイヤール・ド・シャルダンの著作をお勧め
します。僕は今,読んでいるのはThe Divine Milieuと言う彼の名作だ。

ノウアスフィアはインターネットではない。インナーネットではないか?
Welcome to the innernet. It is real.





  


Posted by エハン at 11:36芸術と意識