2007年04月10日

貴族の友人


僕の友人の本はまったくユニークな内容いっぱいだ

昔の京都に変わった外人だらけだった。その内の一人はこれを書いているから
よくわかる。もう一人はケルト系の女性で、名前はVenetiaだった。彼女の
子供たちは内の子供とよく遊んで、同じ小さな京都国際学校の生徒だった。

今はあの時代の京外人はほぼ全滅で、数人しかいなくなった。
しかし彼女は愛する都から離れず、ベニシアは京都の北部に移動して
古い田舎の家に引っ越した。

そこである意味で奇跡的なハーブ・ガーデンを作ることになった。
この本は彼女の大原での生活ぶりについてと同時にもともと彼女
のイギリス貴族としてのライフスタイルについてだ。どうしてあの
スーパハイクラスの世界を捨てたか?何を求めたのか?

今の日本で「スピリチュアル」と云う言葉はようやく定着しつつあるが
ほとんどの一般人に誤解を招く定義も多々ある。「オーラが見える」とか
「不思議な力がある」とかのナンセンス・・・それは「サイキック」の定義
に過ぎないことだ。

彼女は本当の意味での「スピリチュアル・ライフ」の達人だとぼくは思う。
その基本は深い愛を知ることであって、そしてそれを伝えることであろう。
この本はまったくコピーできない、ある一人の女性が体験したうちなる革命
のストーリだから、見逃さないでほしい。Lohasなんかの素晴らしい見本にもなる。  


Posted by エハン at 10:32本のレビュー