2006年04月04日

電気的宇宙と札幌

北海道へ行って参りました。札幌が大好きですね。実はカナダのバンクーバ市と札幌市は
よく似いています。広い国道と高層ビルに、後ろのほうで山と云う感じの町並みです。本当
に僕にとっては東西の同じ場所ではないかぐらいの感覚でした。それにもうひとつの共通点
はこれです。両方とも歴史はあまりないと云う不思議な感覚を呼び起こす様相。だから
新鮮な雰囲気で重い歴史のエネルギーはないです。

札幌スピコンと名づけられたイベントでの講演でした。初めてのスピコンですが何と全部で7
00人の方々は一日の間に訪問されたと聞きました。北海道での講演活動は10年ぶりで昔
は北方領土までに北海道のすべてのエリアに回りました。あのときにアイヌのチーフに
会いました。彼は日本人も白人も気に入らないと僕に伝えました。その気持ちが分かるわあ。

「昔から俺たちはカナダのハイダ族と交流しているんだ」と説明してくれたときに驚きました。
ぼくとハイダの関係があるのであんなに凄い海を渡ったと言う意味ですね。10年ぶりの
北海道の僕の講演。メッセージが変わらない。内容は当然違う。最近の研究は電気的宇宙論
です。先端の研究をする人はオーストラリア人の物理学者Wal Thornhill先生です。
会って来ました!



この写真は今年2月のオーストラリア首都Canberra市の博士の家でお世話に成った時です。
今週末の東京では彼に教えてもらったことを3時間の講演でお伝えします。カナダ、北海道、
オーストラリア。この星大好きです!  


Posted by エハン at 10:05サイエンス