2006年07月16日
シリアナの世界

大変複雑な映画をみました。シリアナのシナリオについて行くのにそうとう難しいです。
しかし今の世界をかなり冷静にかつ正確に描く映画としてお勧めします。
やはり事実は複雑です。陰謀論の世界はとてもシンプルですね。闇の勢力は世界を
操るだけだです。
白か黒か。でも僕の今まで会った「勢力」の人間はけっしてそうではないです。
我々の現代文明は今、実際に崩壊している最中で、その根本のメカニズムは「石油」の
消滅と同時に人間の心の「物質化」ですね。裏表関係かも知れません。黒いゴールドに
汚染されてしまったのではないか?
シリアナのストーリ:
「石油利権が渦巻く中東を舞台に、ベテランCIA工作員の暗躍をドキュメンタリー・タッチ
で描いた政治サスペンス。元CIA工作員ロバート・ベアが著わした告発本『CIAは
何をしていた?』を、「トラフィック」でアカデミー脚本賞を獲得したスティーヴン・ギャガンが
監督・脚本を手掛け映画化。並行して描かれる複数の物語が複雑に絡み合い、石油利権
に群がる人々の欲望とそれが生み出す巨大な陰謀を白日の下にさらす。
出演はジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ジェフリー・ライト。
改革に意欲的な王子ナシールが王位継承権を持つ中東のとある小国。
長年危険な諜報活動に従事してきたCIA工作員のボブ・バーンズは息子の大学進学を機
に引退を決意する。そんなボブに最後の極秘指令が下される…。
ワシントンの大手事務所で働く野心溢れる弁護士ベネットは、アメリカの巨大石油企業
コネックス社が絡んだ大型合併を巡る調査を任される…。
ジュネーブに暮らすエネルギーアナリストのブライアンは、
ある不幸な出来事をきっかけに、ナシール王子の相談役に抜擢される…。
ナシールの国に出稼ぎに来てコネックス社の油田で働いていたパキスタン人青年ワシームは、
突然の解雇に遭い、路頭に迷う…。まるで繋がりを持たないはずの彼らの運命は、
容易に見通すことのできない一つの巨大なシステムの中に深く組み込まれていく。」
レバノンのテロ組織が登場する映画の部分と現在のベイルート、イスラエル、イラン、
イラクの動きを見ると完全に最後の戦争の始まりだと云う予感がしますね。
最後の食べ物のために腐りに腐った文明の犬は生存のためになんでもする。
三次元へようこそ皆さん!アセンションの下準備が出来たのでこれからは「心」にしか
頼りがありません。我々の物質文明の「偽り」や「約束」は
すべて爆発するであろう・・何もこれはショッキングな情報ではないはずです。
リアルエイジへようこそ皆さん!日本は世界の中でもっとも「まとも」な意識の中心
として (僕の意見) これからは素直な気持ちに戻り、文明の崩壊、世界の大浄化
を迎えるためにひたすらアセンションするしかあるまい・・・