2006年07月30日

新「プレアデス 光の家族」紹介

2012神話

今日は8月末出版が予定されているバーバラ・マーシニアック著“FAMILY OF LIGHT”ニューバージョン翻訳本の紹介です。

バーバラ・マーシニアック


古代のギリシャ神話などの中にも、あらゆる大陸の先住民に伝わる神話や伝説にも、「星からの人たち」についてしばしば語られています。このようなことから、私たち人間と天の星との関係について、さらには地球以外の惑星の住民について、私たちは大昔から今日に至るまであらゆる想像力を駆使してきたのです。最近、北米に住む先住民のある集会において、多くの部族のチーフたちが「白人たちにわれわれと星との関係を明かす時が来た」というようなことを、口をそろえるように発言しはじめたのです。

私たちと天の星との関係を私たちが信じるかどうかはさほど重要なことではないのです。何が重要かというと、遥か昔から私たち人間は星や惑星が私たちを高揚させてくれるものと見なしてきたことにあります。つまり、高い意識の源であると考えてきたのです。

 モンゴルの砂漠に暮らす遊牧民であっても、またそこから地球の裏側にあたる遠く離れたアンデス山脈で暮らすインカの子孫たちであっても、彼らが伝える古代からの伝説や歌の中に一つ共通している馴染み深い星があるのです。それがプレアデス(昂星団)です。今日、街なかを走る車にもこの名をよく見かけるほどポピュラーな星でもあります。プレアデスは古代マヤ文明において「七人の姉妹」という愛称が付けられ、私たちの惑星地球はその姉妹と深く関わる親戚であり、空に輝く太陽は彼女たちの兄として見なされてきました。

 牡牛座の中に散らばり、肉眼で見える六つの星を含めた星の塊を「プレアデス」と私たちは呼んでいますが、それにしても、なぜ人間は遡ることのできないような古代から、空に現われる満天の星の中にこの小さな星団を特別に選んだのでしょうか。そして人類はその星団に関する数多くの神話や伝説を生んできたのです。この星団を地球から観察して別の星と比べてみると、特別に関心を引くものは何もなく、また私たちから四〇〇光年も離れているのでさほど明るく輝いているわけでもありません。しかし、私たちはなぜこの星に魅せられるのでしょうか。それはきっと、先住民たちのもう一つの共通点と関係があるような気がします。それは「預言」です。先住民たちはそれぞれ異なる大地に住んでいても、ある共通の「預言」を継承してきたのです。それは決して新聞の活字となり公表されることもなく、静かに守られてきた秘宝ともいうべきものです。その「預言」とは、「人類の未来のシナリオ」であり、どうやらそれとプレアデスとが深く関わっているのではないかと、私は感じているのです。

『プレアデス 光の家族』は、前述の先住民の神話や「預言」が生まれる遥か昔から私たち人類と深く関わってきた存在たちが私たちに語ってくれる物語です。彼らは自らをプレアデスからやって来た者たちと言います。そのような彼らが物語の語り手となり、一ページごとに私たちを別世界へと案内してくれる、まさに「魔法の本」です。では、どこに彼らは案内してくれるのかというと、今の私たちにとって極めて重要なことを知ることができるあらゆる場所です。彼らはそのような旅に私たちを導いてくれるのです。今、私たちは、私たち人類にとっていちばん低い周波数からいちばん高いところに一挙に移動できる、彼らが言うところの「運命の束の間」ともいうべき特別な今にいるのです。その今に何が含まれているか、彼らは遠い過去へとそして未来へと旅をしながら、今まで私たちが見た こともないような大きなパノラマ風景を見せてくれます。さらには、あらゆる方向からまるで鏡のように、今この三次元にいる私たちを鮮明に映し出してくれます。

 私たちの世界には宗教が生まれる以前から、普通の人間の五感では入って行けない世界と私たちとを繋いでくれるような伝統があり、それを可能にする能力を持った人たちがいました。チャネラー、霊媒師、霊能者、スピリチュアルマスター、シャーマン、呪術師などと呼ばれる人たちです。このような伝統は、唯物論的な現代の科学によってほとんど否定されてきたのですが、そのような能力の持ち主は今日でも確かに存在するのです。その一人として、プレアデスからのメッセージをチャネラーとして受け取り、伝えてくれたのがバーバラ・マーシニアックです。

 この「光の家族」という物語を伝承したのは、彼女が「プレアデス+」(Ps’)と呼ぶ意識集合体です。彼女はその集合体からのメッセージをまるでラジオ波をキャッチするアンテナのように自分自身をチューニングし、遠く離れたソース(源)からのメッセージを受信することができます。このような能力は、至って左脳的な現代の世界の常識では受け入れ難いことですが、しかし今後は変わってくるでしょう。そしてバーバラがチャネルするのは他の星の住民ではなくプレアデス星人であるという点も非常に納得がいきます。なぜなら、「プレアデス」と呼ばれる星団は、遥か昔から、まったく異なる文化においても同様に、深く私たちと関わってきたという事実は単なる偶然ではなく、極めて興味深いこととして感じられるからです。

 そのプレアデスからの豊かな情報を受け取り、私たちに伝えてくれるバーバラ・マーシニアックは、天才的な能力を持つチャネラーであることはいうまでもありません。というのも、異次元の知的生命体である「P」たちと彼女とのコミュニケーションの中に、神秘的な要素を維持しながら知性に満ちた情報がユーモラスに伝達されるという、至ってユニークなプロセスがあるからです。本書は読者の皆さんの魂にもきっと響き、語りかけてくることでしょう。彼らは、私たちがいま生きているこの時期、すなわち1987年から2012年にかけての二十五年間の私たちについて語っているのです。

 それはこの特別な時期に備えて人類の遺伝子は最初からプログラムされていて、地球の歴史においても、さらには銀河系の歴史においても前代未聞の凄い時代が到来する、と彼らは言っています。しかし、その前に私たちには人間として知るべき物語があり、それを聞かずにしてはまったく未来は異なってくる――それが「光の家族」の物語です。

 『光の家族』は彼らが言う通り、確かに簡単に読めるような本ではありません。読んでいくうちに多次元的な自己が広がり、論理的な脳と感覚的に捉える脳、さらには私たちの脳のもっと深く眠っている部分を活性化させなければ、内容を十分理解できないかもしれません。しかし、この本はちゃんと人間に理解できるように親切な「P」たちによって導かれているのでご安心ください。しっかりと内容を読み取るのはこれからのあなたの仕事です。いったん内容が把握できると、まさに彼らが言う通り、その物語を生きることになるのです。これを実感できる実に不思議な本です。そしてその暁には、今までとはまったく違うあなた自身の人生の光景が新しく誕生することになるでしょう。まさに、あなたは人類の新しい神話をつくる人となるのです。

エハン・デラヴィ
  


Posted by エハン at 10:41本のレビュー