2006年08月12日

日本の平和意識とみそぎ

椿大社のウズメ神宮

昨日は日本一古い神社である大神[オオミワ]神社にいきました。三輪そうめんで有名なところです。ご神体は神社の建物の中にあるのではなく、その後ろにある山そのものだといわれています。だから登るべきだということで、一時間半かけて登り、素晴らしい岩倉の前で儀式を行いました。そのあとで車で移動し、椿大社にいきました。そこで「椿大神社みそぎの会」に参加させていただいて、正式に滝行をしました。この神社の歴史も古くて九十代以上にわたって猿田彦が祭られています。きのうは10時半から60人以上の男女が滝の前で集合し、女性は白い衣で、男性はフンドシとハチマキ姿で順番に冷たい滝に打たれました。初めての経験で僕はまず、心の中で「祓えたまえ、清めたまえ、六根清浄」という言葉を記憶し、滝に打たれるときにこの言葉を唱えるようにといわれました。僕の前に滝行を済ませた人々を見て、けっこう年配の女性が多かったのにびっくりしました。八月なのに実際に水は非常に冷たくて、滝に入ると祈りの言葉は唱えにくかったです。かなり衝撃的な体験でした。その後で12時半ごろまで護摩焚きの儀式に参加しました。宮司さんの話では、汚い服をみんな洗濯するでしょうけれども、なかなか心の洗濯はすることはないということでした。そして、「みそぎ」は心の洗濯だと説明してくれました。やはり日本は素晴らしい国だ!合気道の植芝盛平先生もここでよく滝行をしたそうです。


松下神社(二宮金次像)
松下幸之助神社はこの像の隣にあり、多くの経営者たちが参拝するそうです。  


Posted by エハン at 11:17ニッポンの宇宙観