2007年07月11日

竹とシダ



男は絶望いっぱいで森に入ることにした。仕事も、結婚も、宗教も・・全部
辞めた。もう沢山だった。神に対して最後の会話をする覚悟でこう言った:

神様よ!オレの人生を辞めない理由は一つでもあれば教えてな!

神は答えた:周りを見なさいよ。シダと竹が見える?

見えるよ。

あのシダと竹を植えた時に大切に育てた。水も光もたっぷり与えた。
そうするとシダはどんどん成長したが、竹は種もままで成長しなかった。

2年目に森の中でシダが立派に拡大して、美しい緑でどんどん成長し続けていたが
竹はそのままでした。しかしワシは竹のことを諦めていなかった。

3年目でも4年目でも同じく、竹はそのままでした。



しかし5年目に成ると小さな竹の芽が出て来て、6ヶ月以内に30メータに上った・・
そうです、あの5年間竹が強い根を創造していた。だからワシは諦めていなかった理由
があります。竹とシダの目的が違っても、森の中でどちらも美しい存在です。

君の葛藤も絶望も高く上るための根作りじゃないですか?

  


Posted by エハン at 09:28Allegories