2007年10月16日
女性は何を求めているのか?

アーサー王は敵国の王様に逮捕された。しかしその王さまは若い
アーサーの誠実さを見て感激を受けたことによってこう言った:
「一年以内にこの質問に正しく答えたらお前の自由を取り戻す!」
「分かりました。」とアーサーが答えた。ではその質問とは?
「女性の本心は何を求めているのか?」だった。
アーサーは一年中、様々「専門家」に聞いたが、なかなかピンと来ない連続だった。
「あのひどい顔の魔女は絶対に分かるがコストが高いよ!」とアーサーは情報収集
しながらやっと手がかりになったので、早速その一年の期限が近づいた日に魔女を訪れた。

その魔女が言った:
「あの男前の一番の騎士ランセロットと私を結婚させておくれ!そうしたらお前の必要な
「答え」を教えてやろう!」と。
魔女の恐ろしい顔に歯が一本しかない姿を見て、自分の親友ランセロットに
この魔女と結婚させるのはあまりにもひどすぎる・・・と思い。断った。

しかしランセロットはすぐにそれを知った。そしてアーサーにこう言った:
「アーサー王、あなたの自由は我々の国にとってとても大切ですから、私は是非ともその
魔女と結婚させていただきたいです。正しい答えを今日中に教えてもらわないと王様の命が
危ないですから、魔女の条件をのみましょう。」
そのようにして恐ろしい魔女と素敵なランセロットは結婚したので、
魔女はアーサーに向かって、
「では答えを教えてやるよ」と言った。
「女性が心の底から本当に求めているのは、自分の人生のすべてを自分で決めたいことだ」
それを聞いた瞬間にまわりの人々は直感的に「間違いない答え」だと分かった。
アーサーは敵の王様にその答えを伝えると、その王様も
「その通りじゃ」と言って、アーサーを自由にした。
ランセロットと魔女の初夜が訪れた。そうなると突然、その醜かった魔女がなんと
凄い美女に変わってしまった。
「あなたのアーサー王への忠実な愛によって私は変わったのです。しかしこの美女
の姿は昼か夜のどちらかしかなれません。だからランセロット、選んでください。」
ランセロットはここで考えた。昼間なら友達たちに凄い美女をみせてあげられるが、
夜は恐ろしい!しかし、昼間に醜い魔女だったらだれにも見せられないけれど
夜は美しい!
ランセロットは彼女に答えた:
「あなたが自分で決めてください」と言った。
その瞬間に魔女は永遠の美女と化した。

Posted by エハン at
11:18
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