2007年08月12日
To a mouse

スコットランドの第一番の詩人ロバート・バーンズ
スコットランド人の母国語は英語だが、ゲール語を喋る人もいる。
しかしスコットランド人の英語は特集的であって、方言はとてもユニークだから
「スコット語」と云う表現もある。つまり英語とは別の言語に近い言葉があまり多い
訳で、国外の人間はほとんど地元のことばが分からない。
僕はスコット語を子供のころから話したが今は誰も理解できないからだんだん
標準語になっただけではなく、スコットランドなまりも薄くなった。
ちょうど2日前にグラハム・ハンコック氏(彼もスコットランド人だがなまりは
完全にイングリッシュ)の息子さんにあった。「エハンはアメリカ人だと思った
が実際に会うとスコットランドなまりだった!」といわれるぐらい、アクセントは
あちこちに飛ぶのだ。
本当のスコット語の美しいなまりの詩を残したくれたのはバーンズだった。
12歳に学校の詩のコンテストを僕が優勝した詩はTo a mouse (ネズミへ)
を選択した。
とても慈悲深い詩で、若いバーンズの苦労、人間の運命が
まったく不明で悲惨なものだについての内容だ。
人間と動物の運命はどれほど共通しているかのこと、どちもが大変な時もある、
そして全ての生命は兄弟だと云うことを表現しょうと思ったのは、バーンズのこの
名作だった。
スタインベックの名作であるOf Mice and Men(映画もある)のテーマは実際に
バーンズのこの詩からだった。
お休みの皆さんは今、大勢だと思いますので是非とも僕の大好きなバーンズの詩を
スコットランド人の女性によって読み上げられるファイルを聞いてください。3分だけ・・
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