2007年08月17日
Iona

アイオナ島は平和意識が充満している
この島はスコットランドの昔からの聖地で、今でも世界から巡礼者
が訪れる場所だ。僕自身は何回も行って、日本人と共にここで
体験したことが多い。車が走らない、小さいこの島の歴史は聖コロンバ
の作ったコミュニティから始まった。
「まず聖コロンバは生まれが普通の人とは違います。
アイルランドの王家・イーニィエル家の子孫です。
母もスコットランドの王家の血筋なので由緒正しきお家柄と
いうわけです。
521年にドニゴシルに生まれ19歳で聖フィニアンに学び、
25歳のときにはすでにデリーに修道院を建設しています。
たいしたもんです。
それに続き、553年にダロウ修道院、563年にはアイオナ修道院を建設
しているので、その後の修道院文化・写本文化にとって大きな影響を残
したことは間違いないでしょ。」
ここでプライベートの時もある。認知症の母を姉と連れて行ったたびも
印象的だった。
「君は内の息子とよく似てるは!」と母が言うのだ。
その時に宇宙に叫ぶしかない。つまり儀式をする。

姉と二人でアイオナの中心にて母のために儀式を行った
母は死ぬ準備をしている最中だ。向こうの世界がはっきり見える
から先に死んだ親戚も大勢いるとサイン・ランゲージで姉に
教える。イギリスでお盆の習慣はないけれど、母は自然に肉体的に
なくなった血族の皆さんを「体験する」と同じように、様々な形で
遅かれ早かれ我々もそのことが出来る。それはほぼ間違えない
であろう。
All my relations! Thank you!
Posted by エハン at
11:18
│Places of Healing and Peace