2007年08月30日
断食の範囲

先進国の人間は食べすぎではないか?
今日は毎週の断食の日だから24時間はNO FOODだ。
3年目になるので安全であることは間違えない。実のことを
言うと昔はスウェーデンで断食のマラソンをやっていた。
1ヶ月間は歩きながら断食する「健康選手」はいた。

もちろん健康は大事だがぼくの断食の目的は「3次元にはまり過ぎない」ためだ。
つまりこれは祈りを中心にする日だ。
人間はパンだけでは生きていけないのではないか?
全ての生命の背後に精霊は働きかけることは僕にとっては
疑問する余地はもはやなくなった。
これだけグルメ食にハマッタ国がないのではないか?
テレビ番組で若い別嬪さんは綺麗なレストランで「美味しい!」と叫んで何か
可笑しいと感ずる。
テレビの断食もしている最中で、夜に本を読むことにしている。
今読んでいる本はこの間紹介したSatish Kumar氏の自伝で大変に勉強になっている。
実はインドでは「自分の役割を果たした」と思って、年になった人間は昔から
断食を死ぬまで継続する習慣がある。クマール氏のジャイナ教の師匠もお母さん
もそういう選択をした。全然恥ずかしくない死に方として村の人々は死体に集まって
尊敬の意を表したそうだ。彼のお母さんは34日の断食でなくなった。年齢は83歳ぐらい。
しかしどうしても現代人は「断食」を恐れる。「医者」と「グルメ」はセットだね。
人間は決してパンだけでは人間にはなれないぞ。
