2006年10月17日

許す現場



精神世界では「許す」という言葉はよく耳に入ります。
逆に、毎日の生活の中で「許せない」という表現は頻繁に
耳に入るだろう。

普段このテーマについて、あまり考えないかもしれない。
しかし今月、アメリカでは大勢の殺人事件の中で、世界的に
強烈なインパクトのニュースがあった。

ペンシルバニア州の学校で5人の女の子を殺し、自殺した男の話だった。



殺人犯人Charles Carl Roberts

殺人現場はアーミシュの学校だった。
皆さんはアーミッシュのこと、どこまでご存知だろうか?



アーミッシュの基本情報

では想像してください。死んだ5人の親たちになる。
自分がみんなと違う生き方をすること。
小さなコミュニティーで生活すること。近代のものはすべて拒絶する。
そして自分の社会に最大のショック、、子どもたち5人は殺される。
殺人は結婚してる。3人の子供もいる。死んだ彼が残した家族のことをも想像しよう。
殺人の家族ですね。みんなに嫌われることは間違いない。家族として最悪ですね。
両方の家族は最悪ですね。想像したくないが想像しょう・・

僕は想像した。だから僕は以下のニュースに非常に驚いた。

Sunday, 15 October 2006, 11:39 GMT 12:39 UK

Killer's wife salutes Amish mercy

殺人の奥さんはアーミシュの慈愛をたたえる

The Amish community has reached out to the Roberts family
The widow of a man who shot dead five Amish girls at a school in
the US state of Pennsylvania has thanked the Amish community
for their love and support.

殺人ローバツの家族はアーミッシュに許された。具体的にアーミシュは殺人の
家族のために募金をして、家に招待したことが分かった。

これは信じられない話ですね。全く信じがたいですね。
しかし、よく考えてみたら、死んだ子供たちは帰ってこない、残った人たちはずっと苦労する。
その現実を直面するアーミシュはすごい、不可能な選択をした。それが許すことだった・・  


Posted by エハン at 07:10コミュニケーション