2006年10月21日

お遍路の最後のイベント



今朝9時に24番の札所 (室戸岬)に戻った瞬間の風景

昨日午後4時に、高知県の30番の札所に到着した。
本当にすごい4日間の旅が変わった。
そこから、出発点(24番札所)までに、つまり、室戸岬までに小さな電車に乗って、
乗り換えてまた乗って、2時間かかった。そこから、さらにバスに乗るか
タクシーに乗るか。結構疲れた。

気がついたら現金はあまり残っていなかった!大丈夫だ。クレジットカードもあり、
そして銀行のキャッシュカードもあったが四国の銀行と連動していなかったので
だめだった。じゃクレジット・カードを使ってタクシーに乗ろうと思った。

四国の田舎に、タクシーはカード使いません!
なるほどね。僕は帰れないようになったんだ。

つまりこの体では、ここから5時間バイクに乗って、
ぐにゃぐにゃの道をたどって行くことは無理だっていうことだ。
体力も、気力も、限界だからやめとけ!

そういったメッセージではないかなと思った。
ホテルで死人のように寝た。
けさ最後の現金で、バスで室戸岬まで行って、もう一度先月のように山に登って、
空海の悟りを開いた洞窟を見て、再び24番札所うにたどり着いた。

それからバイクに乗って、5時間以内にこの三田に戻った。
明日から神戸スピコンでシャーマニズムについて、講演をします。
お時間があればぜひ聞きに来てください!  


Posted by エハン at 15:17お遍路の日記