2006年10月31日

Krishnamurtiとの出会い



ジッドゥ・クリシュナムルティ

1975年の4月にサン・フランシスコで、ある講演に参加した。
その時に同行したのは綺麗な日本人女性でした。実際は
彼女にバンクーバで出会って、その後で一緒に旅をすることに
なった。

僕のタイプで、たまたまのご縁と思われるかも知れないが、
ともかくすごく知的好奇心の高い女性でクリシュナムルティの話を聞きに行った。

当時の彼は75歳だったが、とてもキチットした格好で、イギリスの紳士のように舞台に上がった。
僕もその同行した女性も、彼の本を知っていて、大変に進化した意識の持ち主だと
思った。

彼のテーマの一つは「(自分以外の)権威的な指導者を求めないことは本当
の真実への探求のはじまりだ」と40年間以上世界的な講演活動で伝え続けた人だ。
世界の教師として養われた男が結局は本物だから、その役割を捨てたわけだ。
つまり権威なんかは馬鹿げたことだから、自分のことをじぶんで知ると言う・・当たり前
のことでありながら、皆さんはいかがでしょうか?

講演の最後はとても印象的だった。質問された時に彼はこう答えた:

「あなたの質問は「進歩と暴力の関係」について知りたいですね。
progress (進歩)の語源は武器いっぱいもって敵の基地を
攻撃する
・・という意味なんです・・それから彼は速やかにステージから
消えた。

さすがの本物の偉い先生だったなあ・・

その素敵な女性とは?
僕の妻となったソニアであった・・  


Posted by エハン at 07:36神秘主義者の知恵