2006年09月21日
スコットランドの発明家:ジョン・ロギー・ベアード

テレビの始まりはこの装置です
講演でよく話しますテーマは「孤独」と「創造力」の関係です。
スコットランド人はどうしてか分からないが「孤独」が好きみたいです。
数年前に神戸クラブでスコットランド人の会に参加したときに僕は
踊りの会が始まる前にバーでウイスキいっぱい飲んでた・・一人で、
そして突然ある年配のキルトを穿いていた男に質問された:
「君はアバディーン生まれだろう」
「そうですが・・」と答えた後、「君の町の皆をバーで一目で分かるね!
いつも一人で飲むからよ!」
なるほどね。そう云われると納得だ。だって一人で全世界を旅しょうと思うこと自体
は普通じゃないです。
でも一般的に云うと一人で行動することはスコットランド人の特徴です。
だから探検家、開拓者、発明家や哲学者が結構多いことになった。
その中に特に発明家が遥かに多いです。
今日は皆さんに多分ショックになるかも知れないが毎日見ているものは
実は僕の国の人間からスタートしたのです。テレビだ!
ジョン・ロギー・ベアード
「ジョン・ロギー・ベアード(John Logie Baird、1888年8月13日-1946年6月14日)は、
スコットランドの電気技術者・発明家。史上初めて動く物体をテレビで遠距離放送すること
に成功させた。
スコットランド、ダンバートン生まれ。ラーチフィールド・アカデミー、王立技術学校を経て
グラスコー大学を卒業。1924年物体の輪郭を機械式テレビジョンで伝送させることに成功。
1925年はっきりとした人間の顔を送受信できることに成功。1926年ロンドンの王立研究所
で動く物体の送受信を公開実験で成功させた。彼の業績は1884年にドイツの発明家
パウル・ニプコウにより特許に出された高速ディスク方式、すなわち送信機と受信機にそれ
ぞれ穴の空いたディスクを取り付けて高速で回転させ、その穴に光を通すという機械的走査
方式を改良したものであった。1928年にはカラーテレビの公開実験にも成功。

最初のテレビ:動く物体の送受信を公開実験で成功!
1929年当時のドイツ郵便省が彼のテレビ方式の改良を後押しするようになった。
1936年英国放送協会がテレビを開始する際には、ベアードの方式とマルコーニ電気・
楽器工業会社の方式とで争ったが、結局1937年2月に後者のシステムを一括して採用
することになった。1946年には立体テレビの研究を完成させるなど、テレビ技術の初期の
発展に寄与したばかりでなく、赤外線を利用した暗視装置ノクトバイザーの製作(1927年)
なども知られている。1946年英国ベクスヒルオンシーにて死去。」
Wikipedia引用より
孤独は創造力の根源かも知れないね・・